こんにちは、きくちはらです。
このブログは、二代目、三代目の跡継ぎ経営者さん、とりわけ数字の苦手な経営者さん、マーケティング脳になれない経営者さんに話題のニュース等を基に、会計的視点、マーケティング的視点、マネジメント的視点などから、あなたのビジネスのヒントになる情報をお届けしています。
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経営で押さえておくべきポイントとは
それは粗利と固定費の関係です。
まず、会社の収益構造を図にするとこうなります。
この図は西研究所http://www.nishiken.jp/の西順一郎先生が考案した「MQ会計表」です。
いわゆる「損益計算書」を図にしたものです。
まずはこの図をしっかり頭に叩き込んでくださいね。
図の通り
売上-総原価(変動費)=粗利で
粗利-固定費=利益となります
総原価(変動費)とは、売上の増減に応じて変動する費用のことです。
商品や原材料の仕入れがこれに当たります。
固定費とは売上のあるなしに関わらず毎月自動的に発生する費用のことで
家賃、人件費、水道光熱費、販売促進費などがこれにあたります。
大事なのは売上?それとも利益?
あなたは「売上」を経営の指標にしているかもしれませんが
経営者にとって本当に大事なのは「利益」ですよね?
たとえ売上が100億あっても
101億支出があれば1億の赤字です
一方、売上は1億円でも
支出が8,000万円なら、2,000万円の利益です
大きな赤字企業と、小さいけど黒字企業
どちらが経営状況が良いといえるでしょうか?
「利益」を重視するならココを押さえろ
「利益」は粗利-固定費です
別の言い方をすると
稼いだ粗利から固定費と利益に分配されます
図の通り、毎月決まった支出である「固定費」以上に「粗利」を稼がなければ「利益」は出ません。
固定費が80万円の場合、粗利が100万円なら20万円の黒字。
粗利が100万円なら利益も損も0円の収支トントン。
粗利が95万円しかなければ残念ながら5万円の赤字となります。
もしお手元に会計資料があるなら
粗利の総額-固定費の総額=利益
になっているか
ぜひご確認ください。
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アクシュ( ´ー`)⊃⊂(´ー` )アクシュ