個人的な話

「無能」と言われない二代目社長になるために知っておきたい事

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こんにちは、きくちはらです。

このブログは、二代目、三代目の跡継ぎ経営者さん、とりわけ数字の苦手な経営者さん、マーケティング脳になれない経営者さんに話題のニュース等を基に、会計的視点、マーケティング的視点、マネジメント的視点などから、あなたのビジネスのヒントになる情報をお届けしています。

 

 

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二代目社長はホントに無能?

「二代目が会社をつぶす」とか

「二代目はクズが多い」とか

二代目(三代目も)社長は無能だって話をよく聞きますよね?

もしかしたらあなたも影でそう言われてきたのでは?

 

 

 

でもそれって本当でしょうか?

ユニクロの柳井さん、ヤマト運輸の小倉昌男さん

創業者イメージが強いお二人ですが、実はお二人とも二代目経営者。

そして事業承継してから会社を大きくしています。

 

 

 

僕自身も二代目社長です。

先代である父親が急死して、何の準備もないままに会社を引き継ぐことになりました。

その時親戚から言われたひとことは7年たった今でも忘れません。

「いいか、潰すなよ!」

でした。

 

 

 

経営を引き継いで苦労したことは?

ちょっと古いデータですが、平成23年度に独立行政法人 中小企業基盤整備機構が発表した

「事業承継実態調査 報告書」に興味深い調査結果がありました。

まず「先代との関係」では

・子供 64.2%

・子供以外の親族 14.6%

と78.8%が親族に引き継がれていることが分かります。

 

 

 

そして「生前に事業承継が行われましたか?」という問いには

・行われた 66.2%

・行われなかった 29.0%

・無回答 4.8%

という回答でした。

 

 

 

つまり、二代目(三代目)社長の8割が親族で、そのうち3割は生前に事業承継が行われていなかったということです。

生前に事業承継が行われていなかったという事は、ちゃんと経営者になる準備をしてこなかったということになります。

まさに、僕自身もこのパターンです。

 

 

 

同じ調査に「経営を引き継いで苦労したことは?」という質問もありました。その回答は多い順に

・経営力の発揮

・金融機関からの借り入れ

・取引先との関係維持

・従業員の指示や理解

その他に続きます。

 

 

 

僕もこの中の全部で苦労しました(笑)あなたはどうでしょうか?

それにしても「経営力の発揮」って、まぁそれはそうだけど、非常にあいまいですよね。

この中には営業とかマーケティングとか会計なんかが入っているんでしょうね。

 

 

 

僕が事業承継後に得たもので一番重要と感じたのは…

何も知らないまま社長になって、あわてて色々勉強しましたけど、

おかげさまで引き継いだ当時より業績を良くすることができています。

そういう意味では「オヤジゴエ」をとりあえずは果たせたかなと思っています。

 

 

 

そんな中で一番役に立ったのは「会計」の知識です。

会計と言っても、税理士さんや銀行員さんが持っている専門知識とは違います。

税理士さんは「正しく納税させる」ための会計

銀行員さんは「会社の内情を知り、融資に見合うかを判断する」ための会計

僕やあなたのような経営者にとって必要な会計は

「会社を成長させるために正しい経営判断をする」ための会計です。

いわば地図とコンパスですね。

 

 

 

もしあなたが会社の数字を税理士さん任せにしているのなら…

今月の業績は来月にならないと分からないのなら…

今日現在の利益状況を掴めていないのなら…

このまま推移すると今月の利益がどうなるか見えていないなら…

今月は何日に損益分岐点を超えるか把握していないなら…

まずは会計の勉強をすることをお勧めします。

 

 

 

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