こんにちは、きくちはらです。
このブログは、二代目、三代目の経営者さん、とりわけ数字の苦手な経営者さん、マーケティング脳になれない経営者さん、会計的視点、マーケティング的視点、マネジメント的視点などから、あなたのビジネスのヒントになる情報をお届けしています。
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恋愛脳とマーケティング脳
僕が良く聞かれる質問に「マーケティングって何ですか?」というものがあります。
あなたはマーケティングって何だと思いますか?
結論から言うと、僕は「マーケティングとはモテる努力だ」と答えています。
正直マーケティングの定義は、専門家であってもその表現は様々です。
●ピーター・ドラッカーのマーケティングの定義
マーケティングとは、顧客を知り、商品を顧客にフィットさせ、売込みを不要にすることだ。
●フィリップ・コトラーのマーケティングの定義
マーケティングとは、製品と価値を生み出して他者と交換することによって、個人や団体が必要なものや欲しいものを手に入れるために利用する社会上・経営上のプロセス」である。
●日本マーケティング協会のマーケティングの定義
マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である。
どうですか?何言ってるかよくわかんないでしょ(笑)
だから僕はひとこと、「マーケティングとはモテる努力だ」と表現しています。
その証拠に、ドラッカーの定義を恋愛っぽくしてみるとしっくりくるはずです。
●ドラッカー…マーケティングとは、顧客を知り、商品を顧客にフィットさせ、売込みを不要にすることだ
●きくちはら…モテる努力とは、相手を知り、自分を相手にフィットさせ、口説きを不要にすることだ
ね。しっくりくるでしょ。
「出合いから交際までの過程」を商売に例えると…
理想の相手と出会うためには
同じ学校や職場、友人の紹介、出会い系サイト、結婚相談所などが考えられます。
商売で理想的な見込み客と出会うためには
同じ地域や看板、友人の紹介、チラシや広告、商談会、展示会などが考えられます。
その他、ブログ、YouTube、FaceBook、ツイッターも有効ですね。
あなたが理想的な見込み客と出会うためには、どんな努力が必要ですか?
理想の相手と出会ったら、次は初デートです。
デートに誘うためには、美味しいレストランとか、楽しいテーマパーク、オシャレなバーなど、何か相手が乗ってくる「エサ」を用意するでしょう。
もしあなたが男性なら、デート代はもちろんあなた持ちですよね。
商売で理想的な見込み客に初来店してもらうためには、初めての方は20%引きとか、チラシ持参で〇〇プレゼントとか、やはり相手が乗ってくるような「エサ」を用意しなくてはいけません。
初デートでは相手にお金を出させないのと同じように、初来店のお客様には負担をかけないようにしなくてはいけません。初回から儲けてやろうと思ってはいけないのです。
あなたは、理想的な見込み客を来店させるために、どんなエサを用意できますか?
何度かデートを重ねたら、次は交際が始まります。
交際まで発展させるためには、デートだけでなく、電話やメールでのやりとり、時にはプレゼントもするでしょう。
商売で固定客になってもらうためには、来店だけでなく、DMやニュースレターでの情報発信、時にはプレゼントもするでしょう。
交際記念の指輪などは、商売でいう「会員カード」のようなものです。
あなたの商売では、繋がりを深め固定客になってもらうために、どんな仕掛けが必要ですか?
商売上手な二代目社長は恋愛も上手
というわけで、商売上手な二代目社長は、「商売も恋愛もプロセスは一緒」と考えます。
「いや、僕はオタクファッションだけど、ありのままの自分を好きになってほしい」とか
「いやいや、ウチの料理は食べてもらえばわかってもらえるから宣伝なんていらない」みたいな
青臭い考えはやめてくださいね。
商品はパッケージが大事なのと同じように、ファッションも大事ですし、清潔な店構えが求められます。
それに、どれだけ美味しいお店でも、存在を知らないお店には行きようがないのです。
どのお店に行くか、どの会社と取引しようかを決めるのは相手です。
だとしたら、相手の好みを知り、商品やお店を相手の好みにフィットさせる。
それができたときに、あなたは選ばれる。
あなたに幸あれ!
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アクシュ( ´ー`)⊃⊂(´ー` )アクシュ