マネジメントの話

【6/26開催】豊田章男社長がトヨタの未来を語る日

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こんにちは、きくちはらです。

このブログは、数字の苦手な経営者さんに話題のニュースを基に、会計的視点、マーケティング的視点、マネジメント的視点などから、あなたのビジネスのヒントになる情報をお届けしています。

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6月26日全国7会場で「THE CONNECTED DAY」を開催

最近、トヨタの豊田章男社長は積極的に「トヨタの未来」について語っています。それは単に「自動運転の車をつくるよ」というレベルを超えて、80年前、トヨタが織機会社から車メーカーへと変貌を遂げたように、今まさに車メーカーから「モビリティ・カンパニー」へと変革すると宣言をしているのです。
その背景には、ある危機感があったのではないかと思います。それは、たとえばタクシー業界で主導権を握っているのは、A社でもB社でもなく車両も持たずドライバーも雇用していない「ウーバー」だという事。ネット通販で主導権を握っているのはメーカーでも店舗でもなくなく、モノづくりをしておらず、実店舗も持たないAmazonや楽天であるということ。つまり、お客さんにとって便利な窓口をつくった企業がその業界の主導権を握っているのです。
このような流れで、自動車業界に強力な集客力を持った窓口企業が現れたときは、トヨタ自動車は業界で主導権を持った企業に従う、数あるメーカーの一つとなってしまうのです。そうならないための「モビリティ・カンパニー」宣言であると思われます。
その一環として、6月26日全国7会場で「THE CONNECTED DAY」が開催され、豊田章男社長自ら登壇されます。そして現在「トヨタがクルマ会社を超える日を目撃する人」を募集しています。
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【6/26全国開催】豊田章男が「新しいトヨタ」を初披露

あなたの本気度が試される?

ちなみにこのイベントページの「お申込みはこちら」ボタンを押すと、個人情報を入力する他、こんな質問項目がありました。
↓↓↓
応募者多数の場合は抽選だそうで、きっとこれれへの質問の答えが「熱い」人が選ばれるんじゃないでしょうか?というか、僕が主催者ならそうします(笑)

「コネクティッドカー」とは何か?

イベントページには頻繁に「コネクティッドカー」とか、「コネクティッド技術」というキーワードが出てきます。

「コネクティッドカー」とは、インターネットに常時接続機能を持った車のことで、たとえば車に異常があるときはメーカーがお知らせしてくれたり、盗難されたときは離れた場所からでもエンジンがかからないようにする、といったことも可能になります。その他考えられるのが

・事故を起こした時に、自動で警察・消防に連絡が入る

・事故現場も即座に把握できる

・運転記録から事故を起こす可能性が判別でき、それに応じた保険料になる

・盗難車の居場所を特定できる

・スマホで車を管理。宅配便の荷物もトランクで受取できる

・走行ルート上の渋滞・工事情報を提供

・LINEに届いたメッセージを車が読み上げる

などなど

トヨタはアップルを目指す

結局のところ、iPhoneがあれば色々なアプリが使えて生活や仕事が便利になるように、トヨタ車に乗れば色々なサービスが使えてより安全により便利になるところを目指しているようです。それはドライバーにとってはもちろん、車社会全体も含めて。

ただ一方で、若者を中心に「車を所有することはリスク」と考える人たちもいます。車自体の価格はもちろん、駐車場代や修理費などの維持費について、負担が大きすぎると考える人たちが増えています。車が多機能化すればするほど、当然価格が上がるのが普通ですので、こういった「クルマ離れ」層とどう折り合いを付けるのか、色んな意味で「クルマ社会の未来」に興味がわきます。

起こりうる未来に対してどう動くか?

トヨタが織機会社から車メーカーになり、さらにはモビリティ企業に変革しようとしているように、あなたのビジネスにも変革が迫られる日が来るでしょう。僕が住む浜松も、かつては繊維業が盛んでした。現在は業界が縮小し、多くの繊維業が業種転換を迫られました。別の製造業へと転換したところもあれば、不動産業へと転換したところもあります。感心するのは「追い詰められて転換せざるを得なかった」というよりも、戦略的・積極的に転換を図り、成功している企業が多い事です。

あなたは、「起こりうる未来」を見て、どのように転換を図りますか?どっちへ進めばいいか見えていますか?

 

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