マネジメントの話

人手不足にお悩みのあなたへ。こんな方法もあります

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは、きくちはらです。

このブログは、数字の苦手な経営者さんに話題のニュースを基に、会計的視点、マーケティング的視点、マネジメント的視点などから、あなたのビジネスのヒントになる情報をお届けしています。

お友達も募集中!

アクシュ( ´ー`)⊃⊂(´ー` )アクシュ
友だち追加

深刻化する人手不足

日々のニュース報道を見ると、企業の人手不足が深刻なようですが、あなたの会社はいかがですか?中には人手不足が原因で倒産に陥る企業もあるそうです。

「一般財団法人静岡経済研究所」が行った調査によると、県内企業の7割以上の企業で人手不足が経営を直撃しており、とりわけ「建設」「ホテル・旅館」「医療・福祉」では9割近くの企業が不足と回答。職種別では、現場で従事する作業者が最も不足しており、「飲食」「ホテル・旅館」などにおける接客・サービス担当が特に不足しているそうです。

こうした経営環境もあってか、シルバー人材センターへの依頼が殺到しているようです。

↓↓↓

シルバー人材センターに派遣労働の依頼殺到 4年で3倍以上

人手不足が深刻化する中、高齢者の生きがい作りが目的のシルバー人材センターに派遣労働の依頼が殺到し、4年間で3倍以上に増えていることがNHKの取材でわかりました。一方で、この間、仕事中の事故が6倍以上に増加していて、専門家は「高齢者の負担が増えていて、働きやすく安全な環境作りが不可欠だ」と指摘しています。

およそ73万人が会員となっているシルバー人材センターは、高齢者の生きがい作りを目的とした公益法人ですが、人手不足が深刻化する中、企業や自治体から仕事の依頼が殺到しています。

これについてNHKが、ことし2月に全国のシルバー人材センターにアンケート調査を実施した結果、900か所余りが、会員を「労働者」として企業などに派遣していると回答しました。

こうした派遣労働のひと月当たりの人数は、全国で合わせて延べ43万人に上り、4年間で3.4倍に増加しています。
派遣労働の内訳は、スーパーでの品出しやレジ打ちなどの仕事が22%と最も多く、次いで工場での加工や運搬などが18%、介護施設や幼稚園の送迎が12%などとなっています。

派遣労働が急増する一方で、会員の事故も増えています。去年、1年間に起きた派遣労働の事故は少なくとも473件に上り、4年間に6.5倍に増加しています。

事故の内訳は、送迎バスなどの運転中の事故が19%と最も多く、次いで、手作業で行う荷物の運搬業務と、清掃作業中の事故がともに7%となっています。

事故の増加を受け、全国シルバー人材センター事業協会では、今年度から各地のセンターに事故の報告を義務づけて実態を把握し、対策を検討することにしています。

高齢者の労働に詳しいダイヤ高齢社会研究財団の石橋智昭主席研究員は「高齢者が即戦力として期待され担う仕事が増えれば、これまでの安全対策やノウハウが通用せず、事故のリスクが高まる。高齢者の負担が増える中、企業などは安全に働ける環境作りを進めていくべきで、それができて、はじめて1億総活躍につながる」と指摘しています。

シルバー派遣労働の現場は

シルバー人材センターへの派遣労働の依頼は、人口が増えている都市部でも増加しています。

福岡市のシルバー人材センターでは、派遣事業の件数が昨年度、1600件余りと2年間でおよそ25倍に増えています。
仕事の内容は多岐にわたり、野球場からの帰宅客を誘導する係員や、パソコンを使ってタクシーを手配するオペレーター、ホテルの調理補助などに高齢者を派遣しています。

福岡市シルバー人材センターの桑田哲志常務理事は「福岡市では人口が増えているものの、若い層は減っている。一度引退した高齢者にもう一度、頑張っていただく必要がある」と話しています。

また、人手不足に悩む保育の現場でも、シルバー人材センターからの派遣が増えています。
東京 大田区の区立保育園では、保育士を補助する仕事でおよそ60人の高齢者が派遣されています。これまで区は、ハローワークなどを通じて人を採用してきましたが、応募が少ないため、去年からシルバー人材センターに依頼するようになりました。

大田区の松原忠義区長は「高齢化が進む中、社会の活力を維持するためには、多くの高齢者に生き生きと働いてもらうことが必要だ」と話しています。

仕事中の事故が各地で相次ぐ

愛媛県内子町では去年4月、71歳の会員の男性が運転していたデイサービスの送迎バスが横転しました。この事故で、利用者のお年寄りなど9人が病院に搬送されました。

静岡県では去年11月、67歳の会員の男性が工場に品物を届ける配達作業を行っている最中に運転していた車が建物の壁に衝突し、ろっ骨を折るなどの大けがを負いました。

男性は週に3回ほど、配達業務を担い、1日で5か所の工場を回るため、毎回50キロほど走行していたということです。

この男性はNHKの取材に対し「運転中に急に意識を失ってしまった。疲労の蓄積があったかもしれない。これまでに事故を起こしたことはなく、まさか自分が起こすとは思わなかった」と話しています。

シルバー人材センターとは

シルバー人材センターは、高齢者の生きがい作りや福祉を目的とした公益法人です。全国およそ1300か所に拠点を持ち、73万人の高齢者が会員で平均年齢は72歳となっています。

これまでは、駐輪場の管理や公園の清掃、それに宛名書きなど、比較的、体の負担が少ない業務が中心でした。

その一方で、14年前に高齢者の働く場を拡大するため、会員を労働者として派遣する「派遣事業」が解禁され、ここ数年は、人手不足に悩む企業や自治体からの依頼が大幅に増加しています。

全国シルバー人材センター事業協会の福島孝業務部長は、「労働力不足を解消したいというニーズは全国各地にあり、想像以上に派遣の依頼が増えている。会員の安全に配慮しながら進めていきたい」と話しています。

依頼できる仕事内容は?

「アクティブシニア」といわれる元気な高齢者は、まだまだ社会で活躍したいという思いが強い事でしょう。ただし、いくら人手不足だからと言って、どんな仕事でも依頼できるわけではありません。事故を引き起こさないためにも、どんな仕事を自社で賄い、どんな仕事を依頼するのか、明確なすみわけをする必要があります。では、どんな仕事なら依頼できるのか?僕が住んでいる浜松市のシルバー人材センターでは、以下のようなお仕事を依頼できるようです。

↓↓↓

具体的なお仕事の内容

1.介護保険事業・訪問介護サービス
お掃除、お洗濯、身の回りのお世話などをします。

2.駐車場の整理など
駐車場整理、自転車等の駐車場の整理や清掃。

3.屋内作業
清掃

丁寧な作業を致します。

4.屋外作業
除草作業、草刈り

5.筆耕・事務
宛名書き、賞状、式次第書き、一般事務、名簿や書類の整理、パソコン業務等

6.DM封入作業
少量でも大量でもご相談に応じます。

7.植木のお手入れ
長年の経験を生かした作業を致します。

8.子育て支援
授乳・おむつ交換・沐浴のお手伝いなどを致します。

9.家事のお手伝い
お掃除、お洗濯、身の回りのお世話などをします。

10.ふすま・障子・網戸の張り替え
センター内の作業場にて2〜3日で張り替えをしお届けします。

引用元:公益社団法人 浜松市シルバー人材センター

具体的なお仕事の内容

 補助業務なら大助かり

年齢や体力的なことを考えれば、メインの戦力として依頼するのはちょっと厳しいですね。しかし、メイン業務は今いる戦力で賄い、補助業務を依頼するだけでも大変助かるのではないでしょうか?特に週末の駐車場整理や、季節ごとの除草作業など、単発の仕事を引き受けてもらえるのも魅力の一つです。たとえば、商売柄売上の季節変動が大きい業種でも、その時期だけ人を雇いたくても思い通りにならないこともあるでしょう。そういった繁忙期だけシルバー人材センターにお願いすれば、経営者としては非常にありがたいのではないでしょうか。

さて、あたなはどんな仕事を依頼しますか?

 

 

「マーケティング脳」になりたいなら

ポチッとな!

アクシュ( ´ー`)⊃⊂(´ー` )アクシュ

友だち追加

&nbsp

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*