経営数字の話

【無料で売上管理】手書きグラフ最強説

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こんにちは、きくちはらです。

このブログは、数字の苦手な経営者さんに話題のニュースを基に、会計的視点、マーケティング的視点、マネジメント的視点などから、あなたのビジネスのヒントになる情報をお届けしています。

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売上管理どうやってる?

あなたは、毎日の売上はどうやって管理していますか?

・専用ソフト

・エクセル

・帳簿

色々な方法があると思いますが、いずれの場合も「数字の羅列」になってしまいがちです。

もし、あなたが日常的に数字を使うお仕事(銀行員、税理士など)ならそれで問題ないと思います。でも、そうでないなら「数字の羅列」では売上の移り変わりを直感的につかむことができませんね。経営者は数字の変化、山や谷から重要なヒントをつかむことも大切な仕事です。そこから何がしかの法則を見出す可能性もあります。

さらに、これらの数字は従業員さんも把握していたほうが良いですよね?残念ながら従業員さんは、会社の業績に対して、あなたほどに高い意識を持っていません。その上、「数字の羅列」では、余計に現状把握がしにくいでしょう。

チーム一丸になる管理法とは?

意識が高くなくても、数字が苦手でも、一瞬で現状を把握するには「グラフ」がおすすめです。一旦、専用ソフトやエクセルに入力したデータを、紙に手書きでグラフを書いていくのです。

「エクセルで簡単にグラフ化できるのに、なぜ手書きなの?」

それは、手書きで書くことでより意識するようになるからです。ダイエットでもよく言われることですが、毎日体重計に乗ることで目標に対して意識が高まるのと同じです。社長であるあなたはもちろん、個別テーマに関しては従業員さんに手書きで書いてもらうとなお効果的です。たぶんですが、何もしなくても、手書きグラフを書き始めるだけで売上は上がると思います。

手書きグラフで会社の現状をみんなで把握すれば、社長であるあなたが、なぜこういう指示をするのか?なぜこの方針で行くのか?その意図が伝わります。従業員さんにしてみれば、指示されたことの意味を分かっているのと、いないのとではやる気が変わってきます。手書きグラフをみんなで共有し、それに沿った指示があれば、

「なんで俺がこんな事やらなきゃいけないんですか?」

「いーからだまってやれ」

こんなやり取りもなくなり、チーム一丸となるのです。

手書きグラフ最強説

では手書きグラフはどんなふうに書いたらいいのでしょうか?

スパン

これは会社によって違っていいと思います。1年単位の所もあれば、1ヶ月単位や3ヶ月単位の所もあるでしょう。小売店なら1ヶ月単位でいいでしょうが、建設業は1ヶ月では短い場合もあるでしょう。その場合はあなたのお仕事の都合に合うスパンでいいと思います。

客数と累計の手書きグラフ

事例のグラフは、縦軸に人数、横軸はカレンダーになっています(スパンは1ヶ月単位)。斜めに伸びる青い実線は目標値です。赤い手書き線が「日々の客数」、青い手書き線が「累計客数」です。累計客数が目標値を上回れば「目標達成」となります。注目してほしいのが赤い手書き線です。上がったり下がったりしていますよね。その山の部分に何か理由はないか?法則性はないか?考えてみてほしいのです。記録を続けているとだんだん見えてくると思いますが、山がいつ来るかが予測できるようになったら、その準備ができますよね?多めに仕入れておくとか、山に合わせて広告を出すとか。そうやって稼げるときに一気に稼ぎ出すコントロールができるようになってきます。

何を記録する?

これも会社によって変わるでしょうね。フィットネスクラブのように、客単価がほぼ固定している業種なら、いかに客数を増やすかがテーマになってくると思うので、上の図のように客数の推移を手書きグラフにするのが良いかもしれません。飲食店や小売店の場合は、売上を記録するでもいいんですが、仕入れや人件費など支出の多い業種でもあるので、僕のおススメは「損益分岐点グラフ」です。

損益分岐点グラフ

縦軸に金額、横軸はカレンダーになっています(スパンは1ヶ月単位)。3本の直線は目標値です。真横に伸びる黒線は「固定費」。そこから斜めに伸びる赤線は「変動費」。固定費の上から変動費が延びている理由は、この2つの線が支出の合計だからです。0地点から右上に伸びる青線は「売上」を表しています。つまり収入ですね。支出を収入が上回ればいいわけです。

赤線と青線が交差する点がまさに「損益分岐点」となります。損益分岐点を超えた後の売上は全て利益となります。このグラフを手書きで記録することで、現在の利益状況が一瞬で見ることができます。目標では27日に赤線と青線が交差し、そこで損益分岐点を超える計画です。でも実際は3日早い24日に損益分岐点を超えていることが分かりますね。結果的に、目標利益が50万円だったのに対し、実際の利益は100万円近く稼げました。

1円単位の正確な数字は税理士さんにお任せするとして、あなたはおよそ目標に対して勝っているのか負けているのかがわかればOKじゃないでしょうか。しかも、税理士さんが正確な数字を出してくれる時には、もうすでにその月は終わっていますよね。思いのほか業績が悪くても後の祭りです。過去の業績は変えることができません。でも、この手書きグラフは違います。もし目標に届いていないなら、一目瞭然です。月の途中で何か手を打つことができるのです。

まとめ

・手書きグラフをつけて、今の業績を把握しよう

・従業員さんと共有し、全員の意識を高めよう

・稼ぎ時を逃さず、一気呵成に稼ぎ出そう

・目標達成のために必要な手を打とう

 

 

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