経営数字の話

【貧乏暇なし】忙しいのに儲からない、あなたの問題はコレ

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こんにちは、きくちはらです。

このブログは、数字の苦手な経営者さんに話題のニュースを基に、会計的視点、マーケティング的視点、マネジメント的視点などから、あなたのビジネスのヒントになる情報をお届けしています。

売上を上げたい、そうだ○○しよう

商売をやっていれば誰もが売上を上げたいと考えますよね。そして「売上を上げる」にあたり、多くの経営者さんが考えるのが「集客しよう」ってことではないでしょうか?ところが「売上」ではなく「利益」を上げる事を大前提として計算すると「集客」の優先度は決して高くないのです。あなたも本当に上げたいのは「売上」よりも「利益」だと思います。だとしたら一旦、経営の良し悪しを計る指標を「利益」にしてみてください。

「売上」を指標にした僕が犯した過ち

僕もかつては「売上至上主義」だった頃があります。ところが「売上」を指標にしてしまうとこんな過ちを犯します。

おわかり頂けましたか?いくら売上が高くても、利益が残らないという事があり得るのです。逆に、さほど売上が高くなくても、十分な利益を残せる場合もあります。

経営の良し悪しを計る指標が「利益」なのだとしたら、より多くの利益を残せるやり方が必要ですよね?

まず儲かる状態を作ってから集客を

お客さんに来てもらうためにはいくつかのステップがあります。有名な「AIDMAの法則」でいうと5ステップです。

AIDMAモデル
認知段階
:Attention(注意)
感情情段
:Interest(興味、関心)
:Desire(欲求)
:Memory(記憶)
行動段階
:Action(行動)

基本的に、注意を引いてから行動してもらうまでの流れは広告で展開することになるでしょう。すると広告製作費や印刷費、広告料といったコストがかかります。さらに行動のハードルを下げるためには価格を下げたり、特典を付けたりしないとなかなか行動はしてくれません。つまり見込み客を集める段階では、儲けを出すのは難しいのです。逆に言うと、いきなり儲けを出そうとすれば、誰も集客できないのです。なので、集客する前に既存のお客さんとのお取引できちんと儲けが出る体制を作っておかなければいけません。日頃の取引で得た儲けの一部を広告に投資し、そこで集めた見込み客をリピート客に変えて、リピート客からきちんと儲けを出してという好循環を作らなければいけないのです。それをせずに集客活動一辺倒に偏ると、「儲けるのが難しいお客」ばかりとの取引になり、いつまでたっても忙しいだけでいっこうに儲からない「悪循環」に陥ってしまいます。

どっちがいい?

「忙しいのに儲からない」のと、「大して忙しくないけどちゃんと儲かってる」のとでは、あなたはどっちがいいですか?

後者になるには何をしたらいいですか?

 

 

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アクシュ( ´ー`)⊃⊂(´ー` )アクシュ

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