マネジメントの話

YOSHIKIとhideのXJAPAN経営計画

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こんにちは、きくちはらです。

このブログは、数字の苦手な経営者さんに話題のニュースを基に、会計的視点、マーケティング的視点、マネジメント的視点などから、あなたのビジネスのヒントになる情報をお届けしています。

没後から早20年

1998年に亡くなったロックバンド「X JAPAN」のギタリスト・hideさん(享年33)が、5月2日に没後20年を迎えます。最近YOSHIKIさんはテレビ番組をはじめ、様々なメディアに出演し、XJAPANの解散の真相や、亡くなったhideさんとの思い出を語っています。僕が興味深いと思ったのはXJAPAN内での人間関係について。

僕は長男、hideは母親

「YOSHIKI「hideは空から『まだまだ』と言ってるはず」5月2日没後20年」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180407-00010004-spht-ent&p=1

の記事によると

僕はどんどん突っ込む長男

hideは後ろから支える母親

TAIJIは弟

Toshiは親戚のお兄さん

PATAは叔父さんみたいな感じかな(笑い)

「YOSHIKI「hideは空から『まだまだ』と言ってるはず」5月2日没後20年」の画像検索結果

ということらしいです。1997年の解散ライブについても、乗り気ではなかったYOSHIKIさんの背中を押したのもhideさんの「Xに終止符を打とう」という言葉があったから。さらにYOSHIKIさんとhideさんは2000年をめどに新ボーカルで再発進を目指すことや、海外進出についてもお2人で話し合っていたそうです。

僕はさほどXJAPANに詳しくないので、YOSHIKIさんがリーダーなのは知ってるけど、hideさんがそこまでコミットしていたとは知らなかった。イケイケのYOSHIKI社長をサポートするhide専務といったところでしょうか。

これぞ経営計画

YOSHIKIさんとhideさんが語り合っていた夢こそ、会社で言う所の「経営計画」ですね。3年後にどうなって、5年後にはどのくらいになっているのか、そのために今月は何をしなければいけないのか?海外進出をするなら、新ボーカルは英語ができる事が絶対条件になるし、たとえば2005年に進出するのであれば、そこから逆算して2004年までにはXのレパートリーが完璧に歌えなきゃいけない、2003年は丸一年練習に費やさなければいけない、2002年には新ボーカルを決定しなければいけない、だとすると2001年にはオーデションなりスカウト活動をしなければいけないという事が見えてくる。

会社経営も同じで、1年単位で「儲かった、損した」を見るのではなく、「5年後にこうなる」ために今年は1年かけてどこまでやっておかなければいけないのか?それが達成できているのか?で考えなければいけない。その発想で行くと、もしかしたら3年目までは準備のための出費が多くて儲けは出ないかもしれないが、4年目から回収サイクルに入って5年目に爆発して目標達成というシナリオも大いにある。

5年後の大目標がってこそ、1年後の小目標がある。経営は逆算なのです。

あなたは逆算発想で経営計画を立てていますか?1年単位の損益に一喜一憂していませんか?今日やったその仕事は、5年後の目標とリンクしていますか?していないのであれば、まずは「お友達」になりましょう。

 

 

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