経営数字の話

【経営者必見】利益を上げる4つの方法とは

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こんにちは、きくちはらです。

このブログは、数字の苦手な経営者さんに話題のニュースを基に、会計的視点、マーケティング的視点、マネジメント的視点などから、あなたのビジネスのヒントになる情報をお届けしています。

「売上」か「利益」か

あなたにとって業績を計る物差しは何ですか?多くの経営者さんが物差しにしているのが「売上」ではないでしょうか。でも「売上」さえよければいいのかって言うと、そんなことはないですよね。たとえば…

A社…売上1億円

B社…売上5千万円

これだけ見るとA社の方が業績がよさそうに見えます。しかし…

A社…売上1億円、利益-100万円

B社…売上5千万円、利益500万円

ここまで見れば、本当に業績が良いのはB社であることが分かります。

「売上」は一つの指標にすぎません。本当に重要視すべきは「利益」ですよね?

利益を上げる4つの方法

では、その「利益」を上げるにはどうすればいいでしょうか?「利益」を上げるには4つの方法しかありません。

①価格を上げる

②原価を下げる

③販売個数(客数)を増やす

④固定費を下げる

①と③は増やすことで利益が上がり、②と④は減らすことで利益が上がります。

4つの方法の中で、最もインパクトがあるのは?

「利益アップ」を考えるとき、多くの経営者さんは「集客アップ」つまり「客数アップ」を考えます。特に数字の苦手な経営者さんほどその傾向が強いようです。本当にそうでしょうか?①~④を、それぞれ10%改善するとどうなるか、僕の過去のセミナーで説明していますのでコチラの動画をご覧ください。

結論:利益を上げたきゃ価格を上げろ

はい、ご覧いただいた通り、同じ10%の改善にもかかわらず

①価格10%アップ→利益2.5倍

②原価10%ダウン→利益2.0倍

③個数10%アップ→利益1.5倍

④固定費10%ダウン→利益1.4倍

となりました。

①価格を上げる

値札を書き換えるだけなので、最も簡単で、最もコストがかからず、なんといっても最も利益アップにつながる。それに世の中は値上げ傾向にあるので、お客さんの理解が得やすい今こそ値上げのチャンス。

②原価を下げる

ここ数年モノの値段は値上げ傾向が続いている。それでも原価を下げるには品質を下げるしかないが、品質低下は客離れにつながるので、今の傾向では原価を下げるのは難しい。

③個数(客数)を増やす

販売個数や客数を増やすには、広告宣伝等のコストがかかる。まずは値上げで利益を稼ぎ、それを基に広告に回すのがベスト。ただし、広告効果を数字で把握し、費用対効果を把握する事。ブログやSNSなど、費用が掛からないものは積極的にやった方が良い。

④固定費を下げる

固定費の大きな割合を占めているのが「人件費」。あなたも知ってる通り、人件費は上昇傾向にあるので、固定費削減は「無駄遣い」をやめる程度しかできない。

というわけで、今スグ値札を書き換えよう!もしあなたが自分の商品に自信を持っているのなら値上げが一番の策なのはわかりましたよね?何?怖いだって。大丈夫、やってみて。値上げ後、きっとあなたはこう言うでしょう「こんなことなら、もっと早く値上げしとけば良かった」と。

 

 

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