個人的な話

【エンゼルス】大谷翔平に見る「今時の若者は…」

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こんにちは、きくちはらです。

このブログは、数字の苦手な経営者さんに話題のニュースを基に、会計的視点、マーケティング的視点、マネジメント的視点などから、あなたのビジネスのヒントになる情報をお届けしています。

ベーブ・ルース以来、99年ぶり

エンゼルスの大谷翔平「投手」が1日(日本時間2日)、敵地オークランドでのアスレチックス戦に先発して、メジャー初登板初先発初勝利を挙げました。開幕戦に「野手」で先発出場した選手が、開幕から10試合以内に「投手」でも先発登板したのは、1919年のレッドソックス時代のベーブ・ルース以来99年ぶりとなるそうです。

3回無死、テーラーを空振り三振に斬る大谷
Photo By スポニチ

今どきの若者は「進化の象徴」だ

いつの時代も言われるのが「今どきの若者は…」って言葉。たいていネガティブな意味で使われるんだけど、僕は全く逆で、今どきの若者は「進化の象徴」だと思っている。近年の「日本のプロ野球→メジャーリーグへ」の道筋をつけたのは野茂さんだと思うけど、今でこそパイオニア的な扱いの野茂さんも、当時は反対者も多く「変わり者」扱いをされていた。

大谷選手のスゴイのは、「二刀流」でどちらも結果を出し、メジャーでも「二刀流」を継続できていること。中学・高校くらいまでは「エースで4番」がいたりするけど、プロになると投手か野手かどちらかに専念する。ところが大谷選手は投打のどちらでも一流レベルのパフォーマンスを発揮しているし、何よりすごいのは「周囲の声」の影響を受けず、二刀流を貫いていること。

プロの世界には先輩選手やコーチ、監督の他、OB、解説者、ご意見番といった大御所もいる。彼らの中には大谷選手の「二刀流」はやめた方が良いという人もいる。きっと直接言われたこともあるかもしれない。けれど、二十歳そこそこの若者が、それら大御所の声を振り切って「二刀流」を続けるのは言うほど簡単ではないと思う。あなたは「業界のドン」の忠告に逆らえる?

大谷選手が「二刀流アリ」を切り開いたことによって、第2、第3の「二刀流」が出現しやすくなったはずである。もしかしたら、投手兼野手兼監督の「三刀流」が現れるかもしれない(笑)

信長より僕の方が勝っていること

野球界に限らず、僕たちの暮らしは時代を経るごとにどんどん進化している。これだけ見ただけでも、旧世代より新世代の方が勝っていることの証明になるだろう。もちろん、旧世代が進化の基礎を築いてくれたからこそなんだけどね。

日本の歴史上の偉人で象徴的なのは「織田信長」だよね。そんな偉大な信長より、僕の方が勝っていることがいくつもある。たとえば

・信長…馬または籠で移動する、僕…車や新幹線、飛行機で移動する

・信長…手紙を書いて早馬で伝える、僕…電話やメール、ブログで伝える

・信長…野菜を氷で冷やす、僕…冷蔵庫で冷やす

・信長…火で温める、僕…チンする

・信長…秀吉が草履を温める、僕…靴用カイロで温める

・信長…伝令から情報を得る、僕…ネットで情報を得る

どうですかー。歴史上の偉人より僕の方がこんなに便利な暮らしを送ってるんですよー。スゴイでしょー。

若者を大切に

というわけで、新世代の中にはダメなやつもいるけど、それは旧世代にもいる。世代別に総合的に見ると、いくら「今どきの若者は」と言ってみても、旧世代より新世代の方が優れているのは間違いない。僕(現在45歳)が高齢者になった時は、現在高齢者が抱える問題も、いくつかは解決されているだろう。間違いなく今よりも快適な老後が待っているはず。それを実現してくれるのは今の若者。きっと様々な分野でより便利で、簡単で、豊かな社会を作ってくれると思う。だからあなたも「今どきの若者は」なんて言わずに、彼らを大切に育ててあげてほしい。よろしくね。

 

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