マーケティングの話

【西野亮廣さん持論】体験×おみやげで売る

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こんにちは、きくちはらです

このブログは

数字の苦手な経営者さんに

話題のニュースを基に

会計的視点

マーケティング的視点

マネジメント的視点

などから

あなたのビジネスのヒントになる

情報をお届けしています

 

 

 

あなたはスナック菓子は好きですか?

たまに食べたくはなるけど

大人になると健康面からも

スナック菓子はちょっと…

という方がほとんどですよね?

 

 

 

まして、あなたに

小さなお子さんがいらっしゃるなら

なるべく食べて欲しくないな

と考えるのは至極当然です

 

 

 

食料不足の時代ならいざしらず

何でも揃っている現代では

なるべく健康に良いものを

選んで与える親御さんが多い事でしょう

 

 

 

そんな状況であえてスナック菓子を

選んでもらうには

相当パワフルな「いいわけ」

が必要になってきます

 

 

 

ベビースターラーメンでおなじみ

おやつカンパニーが考えた

「いいわけ」がコチラ

↓↓↓

 

 

 

「ベビースター」のテーマパーク建設 おやつカンパニー

2018.3.20 05:00

「おやつタウン」の屋内型アスレチック施設の完成イメージ
「おやつタウン」の屋内型アスレチック施設の完成イメージ

 食品メーカー「おやつカンパニー」(津市)のスナック菓子「ベビースターラーメン」の工場と一体型のテーマパーク「おやつタウン」を、来夏に津市で開業する。投資額は約25億円で、初年度の来場者は40万人を見込む。

 おやつカンパニーの主力工場に隣接し、工場見学とセットで楽しめる施設にする。2階建てで、延べ床面積は約4000平方メートル。好みの味や形のベビースターラーメンを作ることができる体験コーナーや、屋内型アスレチック施設などを備える。入場料は1000円前後を予定する。

主な顧客は子供連れの家族や、伊勢神宮への参拝など観光で三重県を訪れたシニア世代を想定する。東京都内で開かれた記者会見で、おやつカンパニー会長を兼務する運営会社の松田好旦社長は「長年支えてもらったベビースターファンに、感謝を伝える場所をつくりたい」と述べた。

三重県の鈴木英敬知事は「地域のブランド力向上や、交流人口の増加などが期待できる」と歓迎した。

引用元:https://www.sankeibiz.jp/business/news/180320/bsl1803200500004-n1.htm

 

 

 

ベストセラー本

「革命のファンファーレ」の著者であり

お笑いコンビ「キングコング」の

西野亮廣さんは

著書の中でこう言っている

 

 

 

僕らが「買うモノ」と「買わないモノ」を線引きする基準は単純明快、

「生活する上で必要であるか否か」だ。

「作品」は生きていく上では、”あまり必要でない”から、あまり買わない。

しかし、どういうわけか、ついつい買ってしまっている「作品」もある。

「おみやげ」である。

~中略

どうやら僕らは「作品」にはお金を出さないが、「思い出」にはお金を出すようだ。

「おみやげ」となると、途端に財布の紐が緩む。

それは、「おみやげ」が、楽しかった出来事を思い出す装置として”必要”であるからだ。

~中略

「おみやげ」が売れるのなら、自分の作品を「おみやげ化」してしまえばいい。

「おみやげ」に必要なのは、シンガポール旅行や観劇といった「体験」だ。

「おみやげ」は必ず「体験」の出口にある。

出典:西野亮廣 著 「革命のファンファーレ ~現代のお金と広告」より

 

 

西野さんの理論に従えば

生活必需品でなくても

「思い出」にはお金を出す

「おみやげ」は思い出のトリガーになる

「おみやげ」×「体験」で1セット

「体験」できる何かが必要になる

という事になる

 

 

 

ベビースターラーメンは

作品ではないけれど

生活する上で必要ではないモノ

に分類されるという点では同じ

 

 

 

おやつカンパニーが

西野さんの本を読んで

参考にしたかどうかは知らないけど

結果的に

「思い出」となる「体験」の場として

テーマパークがあって

ベビースターラーメンを「おみやげ化」

するという図式が成り立つ

 

 

 

お子さんを持つ親御さんにしても

スナック菓子を与えたのではなく

テーマパークの「おみやげ」

として買ったんだ。という

相当パワフルな「いいわけ」になり

スナック菓子をわが子へ与える事の

「罪悪感」も薄れる

 

 

 

もしも、あなたの商品が

生活必需品でないならば

何か「思い出」に残る「体験」を

用意する事はできないか?

そしてあなたの商品を

「おみやげ化」することはできないか?

 

 

 

「体験」といっても

大規模なものじゃなくていい

「イベント」的なものでいい

人は「祭り」に参加したいのだ

「おみやげ」は「祭り」に参加した証

というわけだ

 

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