マーケティングの話

こういう本屋が増えて欲しい… 文庫の棚「お客さま目線」でひと工夫

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こんにちは、きくちはらです

このブログは

数字の苦手な経営者さんに

話題のニュースを基に

会計的視点

マーケティング的視点

マネジメント的視点

などから

あなたのビジネスのヒントになる

情報をお届けしています

 

 

 

あなたは自分のお店や会社を

客観視することができますか?

お客さん目線で

自社を見ることができますか?

 

 

 

もしあなたができていないとしても

落ち込む必要はないですよ

だってほとんどの経営者さんが

できていないし

それがふつうだから

 

 

 

人間は他人の長所や短所は

よく見えてるけど

自分の長所・短所はよく分からない

 

 

 

あなたの奥さん(旦那さん)は

なぜあなたと結婚したんですか?

あなたのどこに惹かれたんですか?

あなたのどこがお気に入りなんですか?

話し方ですか?

鼻の角度ですか?

声のトーンですか?

 

 

 

答えられないでしょ?

まぁ、そんなもんです

 

 

 

でも、モテる人はよく分かってる

自分の長所は〇〇で

そこを強調すれば

何人中、何人にはうまくいく

という具合に

 

 

 

では、モテる本屋は何をやっているか?

こんな事をやっています

↓↓↓

 

 

 

こういう本屋が増えて欲しい… 文庫の棚「お客さま目線」でひと工夫

横からではなく正面から見えるように設置された五十音順の仕切り=TSUTAYA三軒茶屋店

横からではなく正面から見えるように設置された五十音順の仕切り=TSUTAYA三軒茶屋店

 

書店の文庫本コーナーの「ある工夫」が注目を集めています。著者名の五十音順の仕切りを、横からではなく正面から見えるように設置しているのです。ちょっとした変更ですが「これぞお客さま目線」「こういう本屋が増えて欲しい」と話題になっています。手がけたのは「仕掛け番長」と呼ばれる名物書店員。ポップ作りや陳列だけでなく、復刊から原案まで手がける彼に詳しく話を聞きました。

「さ」はこんな感じ。横からでもわかるように通常の仕切りもあります=TSUTAYA三軒茶屋店

「さ」はこんな感じ。横からでもわかるように通常の仕切りもあります=TSUTAYA三軒茶屋店

「これほんま有り難いです」

今月13日、こんな文言とともに、文庫本の書棚を写した画像がツイッター投稿されました。

 売り場を理解すると仕切りって横向かんと読めないからお客さんいちいち横向いて確認してる事とか気付く。

だから仕切りを真っ直ぐからも見れる様に作り変えた。これだけで差し(書棚に並んだ本)の売り上げ上がったんだよね

文庫本の棚は、著者名ごとに「あいうえお順」で並んでいることがほとんど。本と本の間に「あ」などと仕切りが挟み込まれています。

これだと、横から棚を見たときは区切りがわかりやすいものの、いざ棚を正面にすると横を向くことになります。

このツイートに対して、「これほんま有り難いです」「こういう本屋さん、増えて欲しい」「教科書に載っていいくらいのお客さま目線」といったコメントが寄せられ、リツイート・いいねともに3千を超えています。

TSUTAYA三軒茶屋店の名物書店員

TSUTAYA三軒茶屋店

TSUTAYA三軒茶屋店

画像を投稿したのは、TSUTAYA三軒茶屋店の栗俣力也さん(34)です。

「この画像は、私が有楽町の店で働いていた時に手がけたもので、もう7~8年ほど前になります。もちろん三軒茶屋でもやっています」

検索ではネットには勝てない。でもネットが嫌いな人、使えない人もいる。そんな中で「いい売り場とは何か」を考えたという栗俣さん。

1週間かけてお客さんの行動を観察。そんな中で気づいたのが、文庫コーナーで首を横にしながら仕切りを探している人の姿でした。

「正面から見えるようにするだけでなく、見やすい色や、文字の大きさにもこだわりました。また、文庫も出版社ごとに分けるのではなく、全部一緒にして並べています。文庫は出版社ではなく作者で探す人が多いですから」

書店としては出版社ごとに分けた方が管理が楽ですが、買う側のニーズに合わせて並び替えたそうです。

TSUTAYA三軒茶屋店の栗俣力也さん

TSUTAYA三軒茶屋店の栗俣力也さん

UFOキャッチャーから学んだこと

デザイン専門学校を卒業後、SEGAに入社。UFOキャッチャーの設置場所や設定などについて考え抜いたことが、今に生きているといいます。

「どんな景品を置くか、フロアのどこに置くか。どの台の設定を取りやすくすれば、全体として取りやすいお店という印象を持ってもらえるか。とても勉強になりました」

子育ての時間を確保するためにSEGAを退社し、アルバイトとして「TSUTAYA BOOKSTORE 有楽町マルイ」で働くことに。そこで本の担当を任されました。

「もともと本が好きでしたし、有楽町は女性のお客様が9割と、ちょっと変わったお店だったので、いろいろな発見がありました」

背景は書棚の色に合わせて、文字は黄色に=TSUTAYA三軒茶屋店

背景は書棚の色に合わせて、文字は黄色に=TSUTAYA三軒茶屋店

有楽町で学んだこと

テナントとして入っている店舗で、周りには服を売っているお店ばかり。服を売る場合は、売りたいものは目線に近い位置に置かれますが、書店では売りたい本は「平積み」といって下から積み上げます。

「有楽町では高い目線の位置に置かれた本がよく売れたんです。他のお店を回ってきた目線のままだからということなんだと思います」

他にも気づいたことが「表紙を見せた状態で何冊並べると売れ行きが伸びるか」。1冊ずつ増やして試したところ、6冊を超えると急にお客の足が止まり、売り上げがアップするということでした。

「これに関しては、文庫や漫画といった区別なくそうでした。はっきりとした理由はわかりませんが、有楽町に限らず他のお店でも有効でした」

絶版本を復刊

「人食いの時代」のときに栗俣さんが考えたポップ=TSUTAYA三軒茶屋店提供

「人食いの時代」のときに栗俣さんが考えたポップ=TSUTAYA三軒茶屋店提供

2013年に社員になった栗俣さん。こうした店頭での工夫だけでなく、絶版本を復刊したり、原案から協力したりで、書籍関係者からは「仕掛け番長」と呼ばれています。

絶版となっていた「人喰いの時代」という本。栗俣さんは「今の時代が求める内容。売れる」と版元に働きかけて、リニューアルして復刊。当初2000冊でスタートしましたが、順調に売れて3カ月で4万部を突破したそうです。

昨年12月に発売された小説「たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に」(著者・佐藤青南さん)では原案を担当。

「書店の意見を企画段階から取り入れた作品を書いてもらえませんか?」と佐藤さんに依頼して書籍化しました。

栗俣さんが原案を担当した小説「たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に」=TSUTAYA三軒茶屋店

栗俣さんが原案を担当した小説「たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に」=TSUTAYA三軒茶屋店

名付けて「スナック理論」

そんな栗俣さんが考える書店員とは「一番お客に近い業界関係者」です。

「完璧すぎる作品って売れないんです。僕ら書店員の仕事は、完璧なものを作った作者と、実際にそれを手に取る読者の間に入って、その距離を埋めることです」

この考え方を「スナック理論」と名付けた栗俣さん。

「スナック菓子ではなく、飲み屋のスナックです。サービスを提供する側とされる側が一緒になって楽しむところが似ていると思うんです。これが今、書店員に求められているかたちなんじゃないでしょうか」

若い人たちからは、「やりたいことが見つからない」「書店員になってもその先の目標がない」といった声を聞くことがあるそうです。

「店頭で本を勧めるだけでなく、もっといろんなことができる。僕がやってることを見て、そう思ってもらえたらうれしいです。近いうちに、また楽しいことを企画しているので、気にしておいてください」

◇ ◇ ◇

3月には、江國香織さんの既刊「ウエハースの椅子」を栗俣さんがプロデュースして売り出します。装丁を一新して、帯コピーには「今だからこそ響くこの作品のポイント」を栗俣さんが考えたそうです。

引用元:https://withnews.jp/article/f0180223003qq000000000000000W00o10101qq000016848A

 

 

 

お客様目線になるには

・自分がお客として競合店に行く

・お客様に聞く

・どれがウケるかテストする

などの方法がある

 

 

 

お客として競合店に行く

商売はある意味戦争なので

競合の手の内は把握する必要がある

実際に競合店で買い物したり

会員になったりして

相手がどんなことをやっているのか

把握するとともに

お客として感じた良い所は

真似すればいいし

悪いと感じた所は

自社では起こらないようにする

 

 

 

お客さんに聞く

お客様目線になるには

お客様に聞いちゃうのが

手っ取り早い

 

 

 

ウチの何処を気に入ったんですか?

なぜ他所ではなくウチなんですか?

何に困っていますか?

どうしてほしいですか?

 

 

 

お客さんの頭の中を抜き出して

お店や会社をそっちに寄せていく

記事にもあったけど

本屋さんとしては出版社別の方が

やりやすい所を

お客さんが見やすい作者別にするとか

業界の常識より

お客さんの希望に寄せていく

 

 

 

どれがウケるかテストする

お客さんがこうして欲しい

といったからといって

必ずそれがウケるとは限らない

不思議なんだけどね

 

 

 

だからテストするしかない

テストを繰り返すからこそ

6フェイスを超えると売上が伸びる

ということがわかる

こういうことは机の上では

決して答えが出ない

現場でテストするしかない

 

 

 

・自分がお客として競合店に行く

・お客様に聞く

・どれがウケるかテストする

簡単だよね

 

 

 

さしあたり奥さん(旦那さん)に

自分のどこが良くて結婚したのか

聞いてみてはどうかな(笑)

 

 

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アクシュ( ´ー`)⊃⊂(´ー` )アクシュ

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