経営数字の話

ヤマト運輸値上げで予想以上の利益増

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 

 

こんにちは、きくちはらです

「思い込み」ってありますよね

あなたも経験ないですか?

たとえば

「値上げしたらこうなるに違いない!」

という思い込みとか

 

 

 

あなたは値上げをしたこと

ありますか?

ないとしたら

できないのはなぜですか?

 

 

 

一度決めた価格は

変えちゃいけないと思うから?

クレームが来るから?

お客さんが減っちゃうから?

 

 

 

でもそれは「思い込み」かも知れません

だってあのヤマト運輸もそうなんだから

↓↓↓

 

 

 

アマゾンと値上げ合意

ヤマト、業績上方修正

©一般社団法人共同通信社

荷物を運ぶヤマト運輸の従業員=2017年、東京都内

 宅配便最大手のヤマトホールディングスは30日、人件費増加を理由とした運賃値上げでインターネット通販大手のアマゾンジャパンと合意し、1月から荷物の配送単価を引き上げたと明らかにした。アマゾンを含む値上げの効果などにより、2018年3月期の連結純利益の予想を従来の120億円から145億円に上方修正した。

 ヤマトによると、大口の法人顧客約1100社との値上げ交渉をほぼ終え、約4割は他社に移る意向を示した。記者会見した芝崎健一専務執行役員は、流出数は予想より少なかったと説明し「理解いただき感謝している」と語った。

引用元:https://this.kiji.is/330960416819741793?c=113147194022725109

 

 

 

荷物の数が増えすぎて

自社ではさばききれないし

人不足で雇用も限界があるし

仮に雇用ができても

アマゾンが他社に移ったら?

人件費が丸々リスクになる

 

 

 

そんなわけで荷物を他社に押し付ける

ぐらいの気持ちで値上げ断行!

ところが流出数が予想より少なく

思いのほか利益出ちゃった

テヘッ!な記事

 

 

 

この流れを数字で見てみよう

実際の数字は不明なので

分かりやすいよう簡単な数字でいくよ

 

 

 

まずアマゾン契約前は

こんな数字だったとしよう

それがアマゾンエフェクトにより

荷数が増えた

人手不足、求人難にもかかわらず

さらに人件費を増やし

求人広告も出した結果

固定費が増え

利益を圧迫することになった

忙しくなり

遅配苦情が増え

人件費リスクも増え

それで利益まで減るなんて

そんな取引はやめた方が良い

だから、たとえ荷数を減らしても

きちんと利益が出るよう

値上げをした

そしてこんな計画を立てたかもしれない

でも、実際値上げしてみたら

「あれ、意外と流出少ないね」

ってことで

当初の計画を上方修正

「経営は行動」と言われるけど

実際、行動してみないと分からない

ことは多い

行動せずに思い込みだけで判断すると

思わぬ機会損失になってたりする

 

 

 

僕も値上げをした経験があるけど

やっぱり最初は怖かったし

「いけないこと」をしている気分だった

ところが実際やってみた感想は

「もっと早くやればよかった!」

 

 

 

値上げにはコストがかからないし

「高いものを売る」覚悟が

自分や従業員を成長させてくれる

最強の利益アップ法だと思う

 

 

 

2018年になったことだし

あなたもいっちょ

値上げしちゃいますか(笑)

 

お友達も募集中!

アクシュ( ´ー`)⊃⊂(´ー` )アクシュ

友だち追加

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*