個人的な話

「地球上で最も顧客想いの企業」が作ったコンビニとは?

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こんにちは、きくちはらです

あなたの会社には

経営理念はありますか?

あるとしたらどんな理念ですか?

そして、それは徹底できていますか?

 

 

 

1月22日(現地時間)

米国ではレジのないコンビニ

Amazon Goが遂にオープンし

大変な話題となっていますが

一体どんな経営理念のもとに

このような店舗が誕生したのか?

 

 

 

歩いて出るだけ

Amazon Goはこんな店

Video: Amazon/YouTube

 

 

 

 

アマゾンの経営理念は

Earth’s most customer-centric company.
訳:地球上で最も顧客想いの企業となる。

 

 

 

顧客のために必要なものを用意し

時に自ら発明し

不要なものをそぎ落とし合理化する

それがアマゾンの経営理念

 

 

 

2012年、

米アマゾン・ドット・コムCEO

のジェフ・ベゾス氏は

日経ビジネスのインタビューの中で

こう言っていた

 

 

 

「顧客中心」と言い張る企業の“嘘”を教えよう

Q.アマゾンの顧客中心主義の徹底は広く知られています。しかし、ほかの企業の経営者もまたその言葉をよく口にします。

ベゾス:そうですね。我々と彼らが何が違うかをきちんと説明しておいたほうがいいかもしれないな。

 顧客を中心に考えていると言い張る会社の行動を見て下さい。実際に何を言っているのか、何をしているのかを見れば、決して顧客中心でないことが分かるでしょう。メディアに対して最大の競合他社の名前を挙げる。これは競争相手中心であることの明らかな兆候です。もちろん、私はこれを間違いだと言っている訳ではない。会社によってはそれでもいいのです。

 「close following(すぐ後ろからついていく)」という戦略があります。競合の一挙一動にじっと目をこらし、何かした時にはうまくいくかどうか様子をうかがう。うまくいけば、迅速に真似をする。この戦略はある意味難しい。だからこの戦略を取る会社を非難すべきではないとは思う。

 だが、同時に彼らは何も発明していないのです。何も発明していないということは、すなわち先駆者ではないということ。誰かの後ろについていくのは、顧客ではなく競争相手が中心にいるということです。

引用元:http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20120427/231454/

 

 

 

競合に追随したり

競合のポジショニングを見て

自社の立ち位置を決めるなどは

ジェフ・ベソス氏に言わせれば

「顧客中心」ではなく

「競合中心」であるようだ

 

 

 

日本のコンビニは残念だけど

各社似たようなレイアウト

似たような商品構成

あっちでコーヒーがヒットすれば

こっちもコーヒーマシンを導入

あっちがドーナツを始めれば

こっちもドーナツを導入

これぞ、ジェフ・ベソス氏が言う

「競合中心」だね(笑)

 

 

 

「コンビニエンス」とは元々

便利とか、手間いらずって意味だけど

実際に買い物する時は

1.入店する

2.カゴを取る

3.欲しい商品をカゴに入れる

4.レジに並ぶ

5.時には待つ

6.ポイントカードはお持ちですか?

(毎日「いいえ」って言ってるだろ?)

7.バーコード読み取る

8.「○○が一点、△△が一点」

9.「お会計○○円です」

10.お金を渡す

11.まず大きいお釣りをもらう

12.次いで小さいお釣りをもらう

13.商品を袋に詰める

14.袋を手渡される

 

 

 

とまぁ、

全くもってコンビニエンスじゃない!

 

 

 

それがAmazon Goでは

1.スマホをかざして入店する

2.欲しい商品をバッグに入れる

3.歩いて出る

以上だ!

 

 

 

もう一度言う

以上だ!

 

 

 

「顧客中心主義」という経営理念を

徹底したからこそ

コンビニを再発明

できたわけだ

 

 

 

 

 

 

さぁ、もう一度あなたの会社の

経営理念を見てみよう!

その理念を徹底したら

どんな世界が待っているだろうか?

何を再発明することになるだろうか?

 

 

 

一生一回の人生

あなたの思うように

フルスイングしてみてはどうだろうか?

 

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アクシュ( ´ー`)⊃⊂(´ー` )アクシュ

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