こんにちは、きくちはらです
前回まではマーケティングについて
ピータードラッカーの定義をもとに
お話ししました。
ドラッカーによる
マーケティングの定義とは
マーケティングとは
顧客を知り
商品を顧客にフィットさせ
売り込みを不要にすることだ
お客さんがあなたのお店に来るのは
□ 解決したい問題がある
□ かなえたい欲求がある
のどちらかでる
そしてあなたのお店でそれが可能になる
そう思ったから来店に至ったはずである
なぜそれが可能だと思ったのか？
以外にも経営者はそれに気づけない
だからアンケートを使って
お客さんに直接聞かなければいけない
かつて、アメリカの宅配ピザ業界には
届くのが遅い！
冷めたピザなんてごめんだ！
という不満があった
そんな不満を持ったお客さんに対し
30分以内にお届けできなければ無料！
というサービスで
商品を顧客にフィットさせたのが
ドミノピザである
僕が属するお茶業界には
お茶の選び方がわかりずらい
という不満がある
僕の店でもチャートで伝えてみたり
文章で伝えてみたりするものの
中々うまく伝わらない
そこでアンケートを実施した
「購入の決め手は何ですか？」
この質問に対して
最も多かった答えが
「試飲で美味しかったから」
だった
それ以来、商品を顧客にフィットさせ
試飲でご納得頂いてからご購入下さい
的なお茶屋に変わった
衰退産業と言われるお茶業界にあって
商品回転率は業界平均の27倍
坪売上はコンビニの2倍以上
6年連続増収増益を継続中である
さて、前置きが長くなったけど
今回はマーケティングと同じくらい
改めて聞かれるとよくわからない言葉
戦略と戦術について
「戦略」も「マーケティング」と同じく
専門家でも人によって表現が違う
なので
この人が言うんなら間違いない！
っていうくらい偉い人の
戦略の定義を紹介しよう
その人の名はマイケル・ポーター
肩書は調べてもらえば分かると思うけど
とりあえず、めっちゃ偉い人
昔
今
そのポーター大先生による
戦略の定義がこちら
戦略とは
競合他社から身を守り
自社が優位に展開できるポジションを
市場の中に見つけること
まぁ何ともわかりずらいよね（笑）
和訳がわかりずれぇんじゃ（ノブ）
僕なりに表現するなら
母親の独占に成功した次男
（よけぇわかりずれぇんじゃー）
簡単に言うと
誰にも邪魔されずに
好きなように商売できる
ポジションを確立すること
かな
価格競争にも巻き込まれず
トレンドにも左右されず
お客を奪われる心配もなく
しっかり儲けが出せる
ポジションを築くこと
（むりじゃー！）
いや、いや、いや
決して無理じゃねぇんじゃー
キーワードは
□ ニッチ
□ ブルーオーシャン
□ マスター
大手が参入してこない小さな市場
競合が少ない市場
自分ならNo.1になれる市場
戦略の神髄は
何をやるかよりも
何をやらないか
にある
競合が「こんなサービス始めた」
と聞くと「うちもやらなきゃ」
ってなりがちだけど
それをやり始めたらきりがない
それよりも
マーケティングの定義で明確になった
得意分野以外はやらないと決める
得意分野だけをやってれば
いつか「そのことの達人」になり
その評判こそが
あなたを競合から守る壁となる
それを提供できるのが
「あなたしかいない」のだから
値段も自由に決められる
戦略の定義を再確認しよう
戦略とは
競合他社から身を守り
自社が優位に展開できるポジションを
市場の中に見つけること
この戦略を実現するための
具体的な手段が「戦術」だ
「そのことの達人」になるための
具体的な手段
それが「戦術」だ
戦術については以上！（エー？）
あなたは何に特化すれば
地域No.1になれるか
もうわかっていますか？
そのために
何をやって
何をやらないか
明確になってますか？
まだ明確になっていないなら
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