こんにちは、きくちはらです
今回は本のご紹介
「ザ・ゴール」でおなじみ
ゴールドラット博士の著書
「ザ・クリスタルボール」
生活雑貨販売店を舞台にした
利益と在庫にまつわる話
万有引力の法則は知ってるよね?
ニュートンのリンゴのやつね
それとよく似たモデルに
小売引力の法則ってのがある
別名ライリーの法則
ザックリ説明すると
小売店は、品揃えが多いほど
また、家からの距離が近いほど
より多く集客できるって話
このモデルに基づいているのが
郊外の住宅地にある
大型ショッピングモールだったり
大型ホームセンターであったり
大型生活雑貨店というわけだね
確かに品揃えが豊富だし
駐車台数も多いから
集客力が高いよね
でも品揃えが多いってことは
抱えている在庫が多いってことで
この在庫を過剰に抱えてしまうと
今度は利益を損ねちゃうよね
かといって品切れは避けたい
でも売れ残りも起こしたくない
でも「品揃え悪い」
と思われたくない
でも賞味期限は切らしたくない
でも棚をスカスカにはできない
でも廃棄ロスは避けたい
でも…でも…でも…
ふぎゃぁァァァァーーー!!!!
このジレンマ解消するのが
この本のテーマ!
「売上・利益を増やしたい」
その目的は一緒なのに
経営者は「ムダな在庫を減らせ」と言い
従業員は「売るものが無くなる」と言う
どっちが正しいのか?
この本の答えは、
多頻度小口在庫
コンビニのように毎日少しづつ
売れた分だけ仕入れして
常に適正在庫をキープできればOKで
決して大量に抱える必要はない
ということ
「うちは大手のようなまねできないよ」
なんて声が聞こえてきそうだけど
中小の小売店であっても
ある条件が揃えば十分に可能だ
ある条件とは
仕入れ先の協力
たとえば、ある小売店の場合
メーカーの協力でこんな風にやってる
毎日売れた分だけメーカーに発注
↓
預けてある商品から納品
↓
納品分だけ請求される
メーカーは販売予測を立てて商品を
用意しておくわけだけど
パッケージはこの店のオリジナル
でも中身はメーカー品なので
万一の時はパッケージを変えれば
転用ができるようになっていて
メーカーに大きなリスクはない
ちなみにこの小売店は
チェーン店ではないよ
もっと言うと
1店舗しかない
それでも外部と協力することで
大きな在庫を抱えることなく
オリジナル商品を
欲しいときに
欲しい分だけ
仕入れることができている
支払いは「作った分」ではなく
「仕入れた分」だけ
こうすることで
・売れ残るリスク
・売り逃すリスク
・支払いのリスク
をうまく調整しつつ
メーカーさんとは
Win-Winの関係を
築いてるわけだね
あなたのお店ではどうすれば
これらのリスクを避けながら
売上・利益を最大化できるだろうか?
仕入れ先とはどんな関係を
築いたら良いだろうか?
僕とWin-Winの関係
を築くなら↓↓↓