こんにちは、きくちはらです
あなたは上手く「差別化」できてる?
「あなたから買いたい」
と言われる何かを持ってる?
それができたら苦労しないよ!!
そうだよね(笑)
差別化、独自化なんて良く聞くけど
実際簡単にできる事じゃないよね
今回は、取引先のために
ちょっと面倒なことをしてあげたら
それが差別化につながった事例を
紹介するよ
商売は「ちょっとめんどくさそうなことに、自分から踏み込んでみる」だけで、けっこう他と差別化できる。
『成功者が実践する「小さなコンセプト」』(野地秩嘉著・光文社新書)という本のなかで、農業組合法人『和郷園』の代表・木内博一さんのこんな話が紹介されていました。
「ある日、大根を卸しているスーパーに挨拶にいったら、従業員のおばちゃんがバックヤードで忙しそうに働いていたんです。狭い空間のなかで、泥付きごぼうを洗い、適当な大きさにカットしてから袋詰めしていた。思わず、声をかけたんです。
『おばちゃん、そんなこと、オレがうちの畑でカットして、袋詰めして持ってきてやるよ』おばちゃんたちは嬉しそうでしたね」
彼が持っていったカット野菜は大ヒットした。掘りたてで新鮮、シャキシャキしていた。消費者にしてみればたわしで泥を落とすのは面倒な手間だったのである。
また、生産者にとってもカット野菜はありがたいものだった。ごぼうでも先が細いものは商品にならず、泣く泣く廃棄していたのである。
ところが、カット野菜にすれば先の方の細い部分も商品になる。生産者にしてみればロスが減るのがカット野菜だった。
また、流通網にとっても長いままのごぼうよりも、パック詰めになったものの方が運びやすい。カット野菜は手抜き商品と思われているけれど、消費者、生産者、流通業者にとって「三方よし」の商品なのである。
木内は言う。「カット野菜は菌数管理もされていて、汚染した水で洗うこともない。日付を選んで買えば、家庭の冷蔵庫に長く置いてあった野菜よりも、はるかに新鮮ですよ」
引用元:http://blog.tinect.jp/?p=45449
よし差別化に着手しよう!
そう思ったとき、よくある手法は
・3C分析
・SWOT分析
なんかが有名だけど
この事例は全く違うアプローチだね
現場で起きてることを観察し
「お客さんのために」との思いから
とった行動が
結果的に差別化になった、いわば
「できちゃった差別化」
あなたの商売でも
できちゃうんじゃないかな?
今まで、見て見ぬふりしてきたことや
一歩踏み込んでどこまでできるかなとか
競合はどこもやらないけど
やったら意外と喜ばれそうだなとか
何か思いついたかな?
さぁ、一歩踏み込んで
お友達になろうよ!