マスクマンへの憧れ

僕は子供のころ

プロレスが大好きだったんだ

特に覆面レスラー

ミル・マスカラスをはじめとした

メキシコの覆面レスラーや

初代タイガーマスク

覆面レスラーはたいてい

華麗な空中殺法が得意で

友達相手によく真似をした（笑）

わずかなお小遣いを貯めて

通販のマスクも買ったりした

メキシコ製の安いやつね

今思えばちょっと変わった子供

だったと思うよ（笑）

ただそれも小学生の時までで

だんだん見なくなって

関心は野球とか音楽とか

ありがちな趣味に変わって

一生懸命貯金して買った

マスクはもうぬいぐるみ用に

あれから35年

6歳の息子が誰に影響されたのか

「金の雨がふるぞぉ～！！」

とか

「トランキィロ、あせんなよっ！」

とか言うんだよね

で、よくよく聞いてみると

今の人気レスラーの合言葉なんだって

知ってた!?

さらに今プロレス人気が

復活してるらしい

人気の復活の理由

猪木、馬場が去り、総合格闘技に

人気を奪われ、プロレス暗黒時代へ

そこへ現れたのが棚橋弘至選手

彼は従来の顧客層である男性ではなく

女性にわかりやすいプロレスを展開

痛みの伝わるプロレスではなく

キャッチーでポップで誰もが

盛り上がれるプロレスをやった

プ女子の出現!!

そんな選手たちの頑張りの結果

今プロレスのリングサイドは

こんな風景なんだって

というわけで、僕も

35年ぶりに覆面レスラーに

なってみたよ!!

ちびレスラーと対戦中（熱っ）

あえて逆のニーズ

この棚橋選手の逸話を聞いて

ムリに過去の顧客層を追い求めるより

あえて逆のニーズを取りに行く

のもアリかなって思ったね

K-1、総合、何でもアリと

どんどん過激になる中で

「うちはリングを金網で囲います！」

「こっちは電流爆破デスマッチです！」

この競争が激化するほど

「うちはメッチャ楽しいです！」

を求める人もいるんだよね

競争の逆を行った結果

そこにいたのは「プ女子」市場

棚橋選手のいる新日本プロレス

だけじゃなく

プロレス界全体がこのプ女子達に

支えられているそうだよ

これ、僕の名刺なんだけど

名刺交換すると必ず食いついてくるのは

むしろ裏面の趣味

「ぷ、ぷ、ぷ、プロレスぅ～？」

ゴルフじゃなくてごめんよ

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