個人的な話

名物社長のあの人がいつまでも若々しい理由

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こんにちは、きくちはらです。

このブログは、数字の苦手な経営者さんに話題のニュースを基に、会計的視点、マーケティング的視点、マネジメント的視点などから、あなたのビジネスのヒントになる情報をお届けしています。

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もし異業種企業から事業引き継ぎの打診をされたら?

後継者不足で黒字廃業が増えたとか、M&A事業が活況だとか、事業継承にまつわるニュースが増えていますね。そこで質問です。もしあなたが全くの異業種である会社から「ウチの事業を引き継いでもらえないだろうか?」と打診されたら、引き受けることができますか?もしあなたが小売業なら、新たに建設業ができますか?学習塾ができますか?製造業ができますか?

どうやって顧客を探すのか。どうやって他社と差別化するのか。業界独自の商慣行があるのか、ないのか。利益率の相場はいくらなのか。どこに広告を出せばいいのか。これまでと違う業界のやり方は分からないことだらけです。今の会社を経営するだけでも大変なのに、勝手が分からない異業種の経営なんてできるわけがない。経営が傾いている会社の再建ともなれば、なおさらそう思うのが普通ですよね。

ところがこの人は違います。テレビ通販で社長自ら家電製品のプレゼンをしていたことでおなじみの高田明さんです。現在高田さんはジャパネットたかたの社長を退き、2017年4月からJリーグ・V・ファーレン長崎の代表取締役社長に就任しました。債務超過や所属選手への給与未払いなどが相次いで発覚したチームを引き継ぎ、経営の再建、所属選手を取り巻く環境の大幅な改善に取り組み、5年間J2リーグにとどまっていたチームを、クラブ史上初のJ1リーグ昇格に導きました。

高田社長は現在69歳だそうですが、毎日のようにテレビに登場していたあの頃と変わらず前向きな姿勢にあなたも刺激を受けるのではないでしょうか。

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「サッカーには夢がある」…再建託された通販の顔 J1長崎、高田社長の大きなビジョン

2018.6.16 16:10

V・ファーレン長崎は、ドイツ1部リーグ、ブンデスリーガのバイヤー04レバークーゼンと育成業務提携。さらなる飛躍を狙う(V・ファーレン長崎ホームページより)
V・ファーレン長崎は、ドイツ1部リーグ、ブンデスリーガのバイヤー04レバークーゼンと育成業務提携。さらなる飛躍を狙う(V・ファーレン長崎ホームページより)

 お茶の間でおなじみだった“通販の顔”が、新たな夢を追いかけている。通信販売大手ジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)の創業者で、サッカーJ1長崎の高田明社長(69)は、存続危機に陥ったクラブの再建を託された。就任が決まった昨年4月以来、精力的に活動する。

 再生の1年

選手の給料が払えない可能性さえあった。昨年3月、当時J2の長崎は平成28年決算で約1億2千万円、累積で約3億円の赤字を見込んだ。J3降格もささやかれる中、スポンサーのジャパネットが全株式取得を表明。新社長として白羽の矢が立ち、引き受けた。

ジャパネットの出向者らによる新体制で臨んだが、旧経営陣から引き継ぎはなく実態把握に苦労するありさま。初めてのクラブ経営のため、J1鳥栖の試合を視察するなど手探りで再生に努めた。するとチームは後半戦で13戦負けなし。「奇跡」と驚く快進撃でクラブ初のJ1昇格を決めた。

経営問題の精査を続けつつ、4月にドイツ1部のレーバークーゼンと業務提携を結び、育成ノウハウを学ぶなど環境整備に奔走した。そんな激動の1年を「あまりきつい感じはなかった」とあっけらかんと振り返る。

 サッカーに託す夢

 「サッカーには夢がある」。試合前日のツイッターで頻繁に使う言葉だ。勝利を願うのは当然として「勝ち負けは夢を達成するための手段」と、目先にとらわれない大きなビジョンを掲げる。

一つは平和の実現だ。昭和20年8月9日に被爆した長崎を本拠地とするクラブとして「平和の発信」を使命とし、1月に選手、スタッフが長崎市の原爆資料館を訪れ研修をした。「平和の意味は『戦争と平和』だけではない。試合を見に来て楽しいと言うおばあちゃんを見ると平和を感じる」と誰もがサッカーを楽しめる日常の提供を目指す。

もう一つは地元の活性化。現在、長崎市内の工場跡地に新サッカー場建設を含む、総事業費500億円規模の再開発計画が進んでいる。今年3月。人気チーム浦和との対戦前日に赤いユニホームを着た浦和サポーターが端島(通称・軍艦島)など観光地に大挙した。この光景が再開発構想につながった。敵地の視察にも力を入れ、試合開始2時間以上前から相手サポーターと話す。長崎の宣伝を欠かさず「クラブを超えた交流が地方創生、日本を元気にすることにつながる」と狙いを語る。

 今を生きる

 年齢より若く映る顔立ち。歩数計を携帯し、歩かないと気が済まないそうで「もう50歳だからとか、後ろ向きな人がいるけど、今を生きる限り年を取らない。いつも夢を持ち続け日々精進」と、元気の秘訣を話す。

昭和61年にジャパネットの前身のカメラ店「たかた」を設立。平成2年に地元放送局でラジオ通販を始め、6年にテレビショッピングを開始すると独特な口調が人気を集めた。27年に長男、旭人氏に社長を譲り、現在は年商2千億円に迫る。「辞めても次の夢が続く。目指すものが見えるから今日を力強く生きられる」。

クラブの発展のため奮闘する日々に「自分が成長できるから、結果はわからないけどやることに意義がある。何歳になっても楽しい」。テレビで聞く甲高い声より少し低い調子で、穏やかに笑った。

引用元:https://www.sankeibiz.jp/business/news/180616/bsg1806161610001-n1.htm

高田社長まとめ

・平和の発信を使命とする

・地元の活性化、観光に力

・相手サポーターとも話し、長崎をPR

・今を生きる限り歳は取らない

・いつも夢を持ち続け日々精進

・自分が成長できるから何歳になっても楽しい

あなたはチャレンジしているか?

人生100年時代、69歳ならまだまだ若いといえるかもしれないけど、その年になって「自分が成長できるから楽しい」と思えるのはさすがです。

あなたは成長するためにチャレンジしていますか?日々精進していますか?

それとも今のまま、惰性で年老いていきますか?

 

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