こんにちは、きくちはらです。
このブログは、数字の苦手な経営者さんに話題のニュースを基に、会計的視点、マーケティング的視点、マネジメント的視点などから、あなたのビジネスのヒントになる情報をお届けしています。
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再利用できないか?
あなたのビジネスでは、何か再利用できること・ものはないですか?
製造過程で出る「何か」を、別の用途に再利用したり。仕事のノウハウ的な情報を、それを欲しいと思っている人に販売することはできませんか?販売先は、既存のお客さんとは限りません。むしろ、異業種にこそ需要があるかもしれません。
パンの耳の再利用
よくあるパターンは、パンの耳の再利用です。サンドイッチを作るときは、パンの耳を切り落としますよね。例えばスーパーでは、パンの耳を捨てるのではなく袋詰めしてお安く販売しています。ネット上にはパンの耳を美味しく調理するレシピがたくさん紹介されています。
コンビニやスーパーマーケットでおなじみ、山崎製パンの『ランチパック』の場合は、切り落とした耳の大半は加工されて家畜の飼料としてリサイクルされているそうです。しかし、一部はお菓子の原料になっています。
セミナー、研修の再利用
セミナー講師が行う再利用は、映像教材、音声教材、e-book教材です。
有料で開催したセミナーを収録しておき、それをオンライン動画やDVDとして販売したり、分割してCD教材として販売したり、文書化したものを何かの特典にしたりするのです。こうすることでセミナー講師は、一度行ったセミナーや研修でもう一度収入に変えることができます。通常セミナーは、決められた時間に、決められた場所で行われるため、「講師本人」がそこにいないと成立しません。その内容をオンラインで受注・提供する事で、講師本人は寝ていても収入を得ることができます。
正露丸の再利用
再利用として意外なものが、「正露丸」です。正露丸は本来「胃腸薬」なのですが、その製造過程で出る成分を、スーパー銭湯で「入浴剤」として提供する事業を始めた所、これが評判が良いようです。正露丸とスーパー銭湯に関する以下の記事をご覧ください。
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正露丸とスーパー銭湯がコラボ 製造で生じた成分が「入浴剤」に
2004年から一般消費者向けに「木酢入浴液」として販売した結果、安定した需要があったため法人向けの展開を決めたとしている。
大幸薬品は「100年以上の歴史を持ち、自然由来の成分を使用した正露丸をより多くの方に知ってもらいたいと考えた」と説明する。価格体系や売り上げ目標は非公開。
●テスト展開でも高評価
昨年12月から、東京建物リゾートが運営するスーパー銭湯チェーン「おふろの王様」の一部店舗でテスト展開を実施。顧客から「肌がすべすべになった」「血行が良くなった」「お湯が滑らかになった」――などと好意的な反応があったという。
同チェーンでは現在、光が丘店(板橋区)、港南台店(横浜市)など7店舗で「木酢の湯」を展開中。今後も他店舗に拡大する計画だ。
京都のスーパー銭湯「玉光湯ひじりのね」(伏見区)でも6月からの導入が決定。木酢液と炭酸を配合したオリジナルの入浴剤を使用する予定だ。
このほか、関東、関西、中部など各地方の入浴施設でも導入が決定しているという。
多くの施設から引き合いがある理由について、同社は「『正露丸』と『お風呂』を組み合わせた物珍しさが集客につながると評価いただいている。長年の製薬事業で培ったノウハウや安全性も他社との差別化要因だ」と自信を見せる。
今後は2~3年以内に、全国の1200店舗へ導入を目指すという。
あなたは何を再利用する?
さて、あなたのビジネスには再利用できそうなものや情報はありませんか?
製造過程で出る「何か」はありませんか?それを欲しいと言われたことはないですか?
あるいは、あなたが得意な「何か」について、「教えてほしい」と言われたことはないですか?もしあるなら、同じ話を何度もしていませんか?それは動画や音声にすることはできませんか?
再利用の可能性を考えることで、「正露丸×スーパー銭湯」のような新事業が生まれるかもしれません。
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