こんにちは、きくちはらです。
このブログは、数字の苦手な経営者さんに話題のニュースを基に、会計的視点、マーケティング的視点、マネジメント的視点などから、あなたのビジネスのヒントになる情報をお届けしています。
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あなたが復活してほしいものは?
あなたには復刻してほしい「思い出の商品」はありますか?子供のころに熱中した〇〇や、青春時代の思い入れがある△△など。こうした商品は、瞬間的に「欲しいっ」気持ちにさせるパワーを持っています。
ふつうの商品は、購入する決断に時間がかかるほど購入されないことが多いものです。「後でいいや…」となれば、そのうち忘れらえてしまうのです。「いつ買うの?」の軸ではなく、「今、この場で、買うか、買わないか、決めてくれ」の即決の軸に持っていくと商品は売れやすくなります。
たとえば、最近の任天堂はとても強烈な力を持った復刻版商品を次々にリリースしています。ファミコンミニや、スーパーファミコンミニです。そのポイントは
・今回限りの復刻
・数量限定
・当時遊んだ子が、親世代になっている
これらの要因が掛け算になって、少ない供給量に対し、多くの人が競って欲しがる状況を作り出しました。「いつ買おうか?」なんて考えていたらとうてい入手できません。「今すぐ買います」という人たちが皆前のめりになって発売日になだれ込むのです。
そんな任天堂が、今度は週刊少年ジャンプとコラボして、こんな商品を発売します。
↓↓↓
復刻版ファミコン、ジャンプとコラボ キャラ登場のゲームを収録
2018.5.15 06:07
任天堂は14日、漫画誌「週刊少年ジャンプ」の創刊50周年を記念し、1983年発売の「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」を小型で復刻させた家庭用ゲーム機の特別バージョンを7月7日に発売すると発表した。往年の連載漫画のキャラクターが登場するゲームを復活させる。
生産をいったん終了していた通常版を6月28日に販売再開することも発表した。
ジャンプ版の「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」には「ドラゴンボール」や「キャプテン翼」「キン肉マン」などのキャラクターが活躍する懐かしのファミコンゲーム20タイトルが内蔵されている。通常版のミニファミコンとは収録タイトルが異なっており、本体の色はゴールドで、パッケージも分厚いジャンプをイメージしたデザインにした。
通常版には「スーパーマリオブラザーズ」など30タイトルを収録。2016年11月に発売されたが予約が殺到して品薄となり、17年4月にいったん生産を終了すると発表していた。
希望小売価格はジャンプ版が8618円、通常版は6458円。
引用元:https://www.sankeibiz.jp/business/news/180515/bsb1805150500004-n1.htm
任天堂公式「ニンテンドークラッシックミニ、週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョン」紹介ページ
https://www.nintendo.co.jp/clvj/index.html
気になる収録タイトルは?
タイトル名:キン肉マン マッスルタッグマッチ
発売日:1985年11月8日
メーカー(当時):バンダイ
メーカー(現在):バンダイナムコエンターテインメント
タイトル名:ドラゴンクエスト
発売日:1986年5月27日
メーカー(当時):エニックス
メーカー(現在):スクウェア・エニックス
タイトル名:北斗の拳
発売日:1986年8月10日
メーカー(当時):東映動画
メーカー(現在):東映アニメーション
タイトル名:ドラゴンボール 神龍の謎
発売日:1986年11月27日
メーカー(当時):バンダイ
メーカー(現在):バンダイナムコエンターテインメント
タイトル名:キン肉マン キン肉星王位争奪戦
発売日:1987年5月1日
メーカー(当時):バンダイ
メーカー(現在):バンダイナムコエンターテインメント
タイトル名:聖闘士星矢 黄金伝説
発売日:1987年8月10日
メーカー(当時):バンダイ
メーカー(現在):バンダイナムコエンターテインメント
タイトル名:キャプテン翼
発売日:1988年4月28日
メーカー(当時):テクモ
メーカー(現在):コーエーテクモゲームス
タイトル名:聖闘士星矢 黄金伝説 完結編
発売日:1988年5月30日
メーカー(当時):バンダイ
メーカー(現在):バンダイナムコエンターテインメント
タイトル名:赤龍王
発売日:1989年2月10日
メーカー(当時):サンソフト
メーカー(現在):サン電子
タイトル名:ファミコンジャンプ 英雄列伝
発売日:1989年2月15日
メーカー(当時):バンダイ
メーカー(現在):バンダイナムコエンターテインメント
タイトル名:魁!!男塾 疾風一号生
発売日:1989年3月3日
メーカー(当時):バンダイ
メーカー(現在):バンダイナムコエンターテインメント
タイトル名:暗黒神話 ヤマトタケル伝説
発売日:1989年3月24日
メーカー(当時):トンキンハウス
メーカー(現在):東京書籍
タイトル名:天地を喰らう
発売日:1989年5月19日
メーカー(当時):カプコン
メーカー(現在):カプコン
タイトル名:北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝
発売日:1989年10月19日
メーカー(当時):東映動画
メーカー(現在):東映アニメーション
タイトル名:ドラゴンボール3 悟空伝
発売日:1989年10月27日
メーカー(当時):バンダイ
メーカー(現在):バンダイナムコエンターテインメント
タイトル名:キャプテン翼II スーパーストライカー
発売日:1990年7月20日
メーカー(当時):テクモ
メーカー(現在):コーエーテクモゲームス
タイトル名:ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人
発売日:1990年10月27日
メーカー(当時):バンダイ
メーカー(現在):バンダイナムコエンターテインメント
タイトル名:まじかる☆タルるートくん FANTASTIC WORLD!!
発売日:1991年3月21日
メーカー(当時):バンダイ
メーカー(現在):バンダイナムコエンターテインメント
タイトル名:ファミコンジャンプII 最強の7人
発売日:1991年12月29日
メーカー(当時):バンダイ
メーカー(現在):バンダイナムコエンターテインメント
タイトル名:ろくでなしBLUES
発売日:1993年10月29日
メーカー(当時):バンダイ
メーカー(現在):バンダイナムコエンターテインメント
引用元:https://www.famitsu.com/news/201805/14157186.html
他にもこんな復刻版が
ゲームが流行った頃に遊んでいた世代が親世代になっていることもあるんでしょうか?このところ立て続けに「あの頃のゲーム」の復刻版が増えています。
・ニンテンドークラッシックミニ
・スーパーファミコンミニ
・メガドライブミニ
・NEODEOmini
・ゲーム&ウォッチ復刻版
などなど
あなたのお客さんが復刻してほしいのは?
そのころの思い入れが強ければ強いほど、復刻版への欲求も高まります。あなたの会社・お店には、かつてブレイクした商品はないですか?話題を呼んだサービスはなかったですか?全国的なブレイクである必要はないですよ。お客さんに「またあれやってよ」と言われるくらいでOKです。
そんな過去人気だった商品・サービスで、復刻版を作れませんか?
・今回限り
・数量限定
・期間限定
・〇〇とコラボ
など、あなたのお客さんであれば「即買い」してしまう復刻商品を作ってみましょう。こういった商品は、チラシ、DM、ブログ、ニュースレター等で話題にしやすいですし、季節ごとに様々な復刻商品をリリースすれば、売上の安定にもつながります。
お客さんとの信頼関係を強固なものにする意味でも、「何を復刻してほしいか?」まずはお客さんに聞いてみてください。
マーケティング武装したいなら
ポチッとな!
アクシュ( ´ー`)⊃⊂(´ー` )アクシュ