個人的な話

【孫正義の弟】孫泰蔵氏のチャンスのつかみ方とは?

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こんにちは、きくちはらです。

このブログは、数字の苦手な経営者さんに話題のニュースを基に、会計的視点、マーケティング的視点、マネジメント的視点などから、あなたのビジネスのヒントになる情報をお届けしています。

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チャンスの神様

あなたは「チャンスのつかみ方」を決めていますか?あなたも「チャンスの神様には前髪しかない」という言葉を耳にしたことがあると思います。「来た!」と思った瞬間に手を出さないと、ガバッとつかめない。ちょっと迷ってから手を出しても、後ろ髪がないからツルッと滑ってチャンスをつかみ損ねるよって話です。なのでチャンスのつかみ方を前もって決めておかないと、来てから考えてたんでは遅いわけです。

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チャンスをつかむ仕組み

孫正義さんの弟で、Yahoo!Japanやガンホーなどを立ち上げてきた孫泰蔵さんがチャンスをつかむ仕組みを作るために、シンガポールでこんな活動をしているそうです。

↓↓↓

「たまたま」を生む仕組みをつくりたい

【孫泰蔵】

シンガポールを海外投資の拠点へ

2018年1月、Mistletoeはシンガポールのビジネスクラブ、SPECTRUMと提携した  Photo by Takeshi Kojima

今から約20年前、2000年前後のことだったと思います。兄(孫正義・ソフトバンクグループ社長)のオフィスに、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツさんがいらっしゃいました。

2人が兄のゲストハウスへ夕食に行く際、たまたま僕もオフィスにいて、エレベーターの前で2人に偶然、出会ったのです。

兄は「おー、泰蔵」と僕に気付くと、ビル・ゲイツさんに向かって「ヘイ、ビル。こいつがうちの弟だ」と紹介してくれました。

さらに「これから夕食に行くけど、一緒に行くか」と聞かれたので、僕は「行く!」と即答しました。夕食会で聞いた話は驚くべきものでした。クラウドやインターネット、新しい「Windows」などとても刺激的な内容で、若い起業家の僕は非常にインスパイアされたことを覚えています。

以前お話ししたように、米ヤフー創業者のジェリー・ヤンさんとの出会いも偶然でした。振り返ってみて、このような「たまたま」の出来事が自分のモチベーションを著しく変え、人生が大きく変わっていったのです。

「セレンディピティ」という言葉があります。思いも寄らない偶然から面白く役に立つような価値のある発見をすること。僕はそんなセレンディピティを意図的に起こすためにはどうしたらいいのかと、マネジメントにおいて常に意識しています。

以前お伝えしたように「事業計画は要らない」と主張するのも、セレンディピティの可能性を自ら捨ててしまうことになるからです。

Mistletoe(ミスルトウ)を設立しておよそ5年、シンガポールに来て約1年がたちました。現在、11カ国、100を超える企業を支援し、スタートアップへの投資も100億円を超えました。

ここで海外への展開を強化するため、海外向けの投資については、本社機能をシンガポールに移して現地から行うことにしました。日本への投資は引き続き日本から行います。

シンガポールという国は、政府がスタートアップの支援に積極的であり、規制面の障害があってもすぐに改善してくれます。また、国が非常に国際的とあってスタートアップが活躍する環境として恵まれています。

といっても、僕たちはシンガポールだけに展開したいわけではありません。アジアを見てください。人口が増えており、たくさんの才能を持つ若者がおり、海外から多額の資本が流れ込んでいます。

シンガポールはそんなアジアの国々のハブとなる存在です。バス停といいますか、ターミナル駅といいますか、アジアの国々をカバーするのに最適な国だと思うのです。世界の課題を解決し、社会にインパクトを与えるスタートアップを支援するためには、アジアの拠点をここに置くことがよいと考えました。

そうはいっても僕らはシンガポールの方々から見れば「アウトサイダー」に当たります。単独で展開することも考えたのですが、幸運にもパートナーを見つけることができました。それがシンガポールのSPECTRUM(スペクトラム)です。

人的つながりを持つ
ビジネスクラブと提携

2018年1月16日、MistletoeとSPECTRUMの提携を記念したイベントが現地で開かれた  Photo by T.K.

スペクトラムとは、アジアを中心に起業家やスタートアップ、投資家、政府関係者などを結ぶビジネスクラブです。今年1月、彼らが活動の拠点をシンガポールに正式にオープンしたため、僕らもこの機に机を並べることにしました。

運営するのは、シンガポールでコンサルティング業や投資業などを行うGolden Equator Group(ゴールデン・イクエーター・グループ)です。今回、ミスルトウと提携し、僕も同社のアドバイザーとして就任し、彼らのネットワークに加わることにしたのです。

確かに、世界にはこのようにコミュニティーをつくれる場が他にもあります。たくさんのカンファレンスや展示会が開かれ、人的ネットワークをつくる機会もあります。その点、スペクトラムは他と比べて何が優れているのか。一つ言えることは、ここには国際的で良質な人的ネットワークがあるということです。

僕がその辺りをうろうろして話し掛けることができる。若い起業家からすれば、きっと普段とは違うアドバイスを受けられます。また、世界的にパワフルで影響力のある人も招こうと考えていますので、普段会えない人に出会えるかもしれません。

正直どのような結果が生まれるのかは分かりませんが、少なくともそういった出会いの数々がイノベーションにつながると考えています。

もともと、イノベーションとは、多様なバックグラウンドを持つ人々のネットワークから生まれるものではないでしょうか。イノベーションを起こすには投資家と起業家とのつながりだけではなく、科学者やデザイナー、政府関係者、メディアの方々などさまざまな経歴を持つ人々が集まることが重要です。そこで、それぞれが互いの経験や知識、そして人脈を提供することで、化学反応が起こると考えています。

そうしたコミュニティーを「スペクトラム」内につくっていく。僕が偶然、人生が変わったように「たまたま」を起こす仕組みをつくりたいのです。

実はこうした仕組みは、かつてイノベーションを起こしてきた日本企業の「お家芸」ともいえるものでした。次回、日本経済が失ったものについて述べます。

構成/小島健志

引用元:http://diamond.jp/articles/-/165525

チャンスの予感

孫泰蔵さんは「たまたま」とか「セレンディピティ」という言葉を使っていますが、人によっては「シンクロニシティ」という言い方をする場合もあります。いずれもふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることを意味しています。

僕は以前、チャンスについて師匠とこんなやり取りをしたことがあります。

僕「ある日突然、これはチャンスか?と思うことが起きたりします。でも、怖くて手が出せなかったりするのですが先生はどうしてますか?」

師「そういう恐怖心は一種のチャンスの合図なんだ。だからそれが来たら「キタ、キタ、キタァーーーーー」って感じでこれでもかぁーとばかりにグァバァーーッと勢いよくつかみとる事に決めっちゃってるんだ。考えちゃダメ、どうせネガティブにしか考えないから…」

さすがですよ、ホント。

僕はまだまだその域には達していませんが、その話を聞いて以来「やっぱりつかんでいいんだ」ってことで、おっかなびっくりでも手を出すようにしています。ただそれでも半分くらいしかつかめていないんですけどね(笑)

実際、チャンスをフイにしている人は多いんじゃないかなと感じています。あなたはどうですか?チャンスをフイにする人が良くいう言葉は

とてもじゃないが、怖くてできない

まだ自分にはその資格がない

その時が来たらやります

といった言葉。聞いたことありますよね?もしかしたら言ったこともある?僕も以前はよく言ってましたよ。で、結局「その時」なんていつまで待っても来ないんですけどね(笑)

本田健さんの考え方

本田健さんはこういう時にどうするか?著書の中でこんな風に語っていました。

自分の直感で選んだことに、正しいも間違いもありません。なぜなら、多くの場合、どちらが正解だったかは検証不可能だからです。だから、どうするか悩むのではなく、選んだことを正解にすればいいのです。

本田健さんもチャンスへの向き合い方を決めているわけですよね。

さて、あなたは?

たとえ自分にはその資格がないと思っても、まだ準備ができていないと思っても、あなたのもとには必ずチャンスが巡ってきます。その時考えても遅いですよ。もう今からそうなったときどうするか?決めておいてくださいね。今ですよ。今。

 

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