マネジメントの話

【飽和状態】2018年コンビニ大手3社のそれぞれの戦略

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こんにちは、きくちはらです。

このブログは、数字の苦手な経営者さんに話題のニュースを基に、会計的視点、マーケティング的視点、マネジメント的視点などから、あなたのビジネスのヒントになる情報をお届けしています。

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コンビニの客数減が止まらない

4月18日の現代ビジネスの記事「2017年度決算から読み解くコンビニ3社「それぞれの生き残り戦術」」http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55314によれば、コンビニの来客数は、24ヶ月連続で前年を下回っているそうです。

主な原因は、ドラッグストアやネットショップにお客を奪われているからです。ドラッグストアはコンビニ化・スーパー化しており、もはや「コンビニ業界」内での競争ではなく、業界の垣根を超えた戦いになっています。

大手3社それぞれの戦略

そんな競争環境の中、同記事によればコンビニ大手3社は生き残りをかけて各社独自の戦略を展開するようです。

業界1位:セブンイレブン

接客強化で販売増を狙う

業界2位:ファミリーマート

スマホと連動でIT強化

業界3位:ローソン

無人化で生産性向上

ローソン大丈夫か?

この3社の中で唯一「大丈夫か?」と思うのがローソンです。ローソンは3店舗を対象に4月23日~5月31日までの期間限定で「ローソンスマホペイ」の実証実験を開始すると発表しました。

これにより、来店客のレジ混雑時の会計のストレス軽減と、店舗従業員のレジ対応にかかる業務の軽減や生産性向上を目指すそうですが、先日のニュースでは販売員の人手不足に加えて、オーナーも不足しているそうで、今後は新卒の学生をもターゲットにしていくようです。NHKのニュースを見たけど、「なぜ学生をオーナーにしようと考えたのかと?」の問いに担当者は「長く働いてもらえるから」と答えていた。なんか怖いでしょ?

何のための無人化か?

ローソンの2018年2月期の決算は当期利益が前年比26.3%のマイナスだった。この利益状況と言い、働き手の確保が狙いの学生オーナーと言い、無人化の目的は利便性の向上ではなく「人件費の削減」であることが読みとれますよね。個人的にはコンビニの中ではローソンが好きだし、利便性向上のための無人化なら大賛成なんだけど。人件費を削減して利益を出そうとか、そのための無人化とか、ちょっと無人化への思想に疑問を感じます。

僕は日ごろから「競合の逆を行け」って思ってるんだけど、そういう意味ではセブンイレブンが人材に力を入れるのに対し、無人化戦略はその真逆を行くことになるんだけど、いかんせん理由がね…。利便性の向上じゃなくて人件費の削減だから…。

人件費の削減は悪循環を生むのでやめた方が良いと思うんだけど、あなたはどう思いますか?

 

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