マーケティングの話

【東京五輪】郵便局でケータイ回収、メダルの材料に

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こんにちは、きくちはらです。

このブログは、数字の苦手な経営者さんに話題のニュースを基に、会計的視点、マーケティング的視点、マネジメント的視点などから、あなたのビジネスのヒントになる情報をお届けしています。

 

何っ、差別化が効かないだと!?

競合他社との競争において、「差別化」が重要なのは言うまでもないでしょう。

ところが、商品や価格で差別化できない場合、あなたはどうしますか?

その時ヒントとなるキーワードが「マーケティング3.0」

 

「いいね」で差別化

「マーケティング3.0」とは、マーケティングの神様と言われるフィリップ・コトラーが提唱した考え方で、単に顧客のニーズを満たすだけでなく、「共感」を得られる企業文化や風土を持った企業が選ばれる時代であると言っている。

要は「いいね」がたくさんつきそうな活動や文化のある企業が勝つというわけだ。

「クール」とか、「イケてる」とか、「よくやった」とか、人々が共感したり、誰もが賛成せざるを得ない何かが、企業ブランドを高めるというわけだ。

商品や価格で差別化がしづらい業界と言えば「運送業」。

「決められた日時に、決められた場所へ届ける」のが商品で、それができるならより安い業者が選ばれるので、結果的に各社横一線の価格に落ち着く。

あとは「マーケティング3.0」で差別化するしかない。その事例がコチラ

↓↓↓

 

郵便局で携帯電話回収 東京五輪メダルへリサイクル

 環境省と2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は28日、使用済み携帯電話などから取り出したリサイクル金属でメダルをつくるプロジェクトの一環として、郵便局での携帯電話の回収を始めた。日本郵便と連携して全国約3千カ所にボックスを設置し、回収量を増やす。

この日は東京・丸の内の東京中央郵便局で協力を呼び掛けるイベントを開催。参加したシドニー五輪競泳銅メダリストの田中雅美さんは「(メダルづくりは)素晴らしい取り組みで、日本人として非常に誇りに思う」と話し、携帯電話を回収ボックスに入れた。

(共同)

 郵便局に携帯電話の回収ボックスを設置して、協力を呼び掛けるイベントに参加した田中雅美さん(左端)ら=28日午前、東京・丸の内

 郵便局に携帯電話の回収ボックスを設置して、協力を呼び掛けるイベントに参加した田中雅美さん(左端)ら=28日午前、東京・丸の内

 

他にもこんな3.0が

米国で靴のオンラインショップとして創業し、衣料や小物など商品を多角化しているザッポスでは、アメリカでの年末商戦に合わせた時期に、4日間限定で、イヌ・ネコの殺処分をなくすべく、活動団体からペットを引き取った人に対して、ワクチン接種といった引き取りに要した費用を支給するという活動を行った。

2014年、アカデミー賞の会場で撮られた自撮り画像が「豪華すぎる」として話題になり、何と330万回リツイートという驚異的な記録を樹立してしまった。これは賞のスポンサーである「サムスン」が宣伝のためにGALAXY Noteを使うよう司会者に依頼していたもの。予想をはるかに超える宣伝効果があったため、サムスンは お礼として1ツイートにつき1ドル寄付することにした。最終的に3億円ものお金が慈善団体に寄付された。

「アカデミー賞 自撮り」の画像検索結果

マーケティング3.0=寄付というわけじゃないけど、お客さんが「この企業の商品を買うことで、よりよい社会のために一翼を担えた」と共感できることが大切だ。

 

あなたの会社では、企業イメージを高めるためにどんな活動をしているだろうか?地域から愛され、お客さんから「いいね」をもらうために、どんなことができるだろうか?

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アクシュ( ´ー`)⊃⊂(´ー` )アクシュ

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