マネジメントの話

【中小企業】あなたは稼いだ利益をどのように配分しますか?

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こんにちは、きくちはらです。

このブログは、数字の苦手な経営者さんに話題のニュースを基に

会計的視点、マーケティング的視点、マネジメント的視点

などから、あなたのビジネスのヒントになる情報をお届けしています。

 

 

 

あなたの会社の利益配分は?

あなたは会社経営で稼いだ利益をどのように配分していますか?

とりあえず貯金ですか?社長の総取りですか?

えぇっ、そもそも利益が出ていないですって?それはヤバいですね(汗)

先ごろ、国の行った調査によると、中小企業の57.6%がこのような回答でした

 

 

優良企業とブラック企業

僕の感覚では、優良な企業ほど稼いだ利益を従業員に還元しています。

逆に問題のある企業ほど、人件費を削って利益を出そうとしているか、赤字幅を減らそうとしています。

従業員に利益を還元している企業は、金銭だけでなく「表彰制度」や「勲章」のようなものも取り入れて、従業員のモチベーションを高め、さらに多くの利益を稼ぎ出す循環ができています。

逆に人件費を削っている企業は、従業員自身が周囲に「うちの会社はブラック企業だ」と吹聴しており、モチベーションは低く、求人誌を見ながらお昼ご飯を食べています。

まさに、聖書に出てくる「持つ者はさらに与えられて豊かになるが、持たざる者は持っているものさえ奪われる」状況です。

 

 

 

さて、あなたの会社はどうでしょうか?

先ごろ、国の行った調査によると、中小企業の57.6%がこのように回答したそうです

↓↓↓

 

 

 

中小企業の利益配分 「従業員への還元」が初首位に

財務省と内閣府が12日発表した1~3月期の法人企業景気予測調査によると、2017年度に稼いだ利益の配分(複数回答)について、中小企業で「従業員への還元」との回答が58.6%となった。前年度(54.6%)から上昇し、初めて1位になった。今までトップだった「内部留保」は前年度の58.3%から54.4%に下がった。人手不足を受けた賃上げ機運の高まりがうかがえる。 調査は06年度以降、毎年1回実施している。「株主への還元」や「設備投資」など10の選択肢から最大3項目を利益の配分先として選ぶ。

中小企業を業種別にみると、非製造業は「従業員への還元」と回答した割合が57.6%。前年度まで1位だった内部留保は55.5%で、初めて順位が逆転した。製造業は従業員への還元が63.1%で、13年度の調査以来5年連続で1位だった。

中堅企業は全産業ベースで内部留保が56.4%と1位だった。2位は設備投資、3位は従業員への還元で、前年度から順位は変わらなかった。一方、製造業では2位が従業員への還元となり、3位の内部留保と前年度から順位が入れ替わった。

大企業は全産業ベースで設備投資が64.4%で1位となり、2位が従業員への還元、3位が内部留保と続いた。製造業は1位が設備投資、非製造業は1位が内部留保で、それぞれ前年度から順位の変動がなかった。

大企業の景況感を示す景況判断指数(BSI)はプラス3.3だった。プラスは3四半期連続。半導体などの生産用機械が好調だった。財務省は企業の景況判断について「緩やかな回復基調が続いている」と、前回調査から判断を据え置いた。

引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28004840S8A310C1EE8000/

 

 

 

金か?名誉か?

調査結果がこうだからそれが正しいってわけじゃないけれど、「周囲の中小企業はそうしてる」ってのを知っておくのは重要だよね。

そんでもってよく議論になるのが「人が動く動機は金か?はたまた名誉か?」ってことだけど、僕の結論は「どっちも大事」。

お金をもらったら嬉しいし、褒められた時も嬉しい。何も二者択一で考える必要はなくて、どっちも出せるならどっちも出せばいい。

まずはあなたの従業員さんのご意見を聞いてみてはどうだろうか?

 

 

 

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