こんにちは、きくちはらです
商売をやってる人なら
何かしら広告を出した事あるよね?
折り込みチラシ
ダイレクトメール
フリーペーパー
ラジオ・テレビ・新聞広告
ネット広告
お付き合いの広告
求人広告
などなど
とくに大手企業がやる広告は
たくさんの人が目にするし
メッセージ性があったり
ちょっとしたトンチが効いていたり
「不謹慎だ!」と怒られちゃったり
色々勉強になることも多い
そんな中、人々の間で
いま、共感を呼んでる広告と
反面、過去に受賞歴がありながら
いまだに反感を買っている広告を
紹介したいと思う
これって「たすき」だ! 箱根駅伝の中吊り広告が秀逸 日テレに聞く
- 若松 真平
- withnews編集部
- 2017年12月27日
JR山手線に掲出されている中吊り広告が、ネット上で注目を集めています。色とりどりの帯状のものが21個並んでいて、反対側から見ると大学名らしきものが書かれています。商品名や広告主もないこの広告。実は正月の「箱根駅伝」に関するものです。企画した日本テレビの担当者に話を聞きました。
反対側から見ると
いずれも電車の中吊り広告を写したもので、1枚目には文字が一切書かれていない色とりどりの帯状のものが21個並んでいます。2枚目は同じ広告を反対側から写したもので、それぞれに大学・チーム名が書かれています。
実はこれ、来年1月2日から3日にかけて開催される「第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」に関するもので、独立した帯状のものは出場するチームの「たすき」を表現しています。
この投稿に対して、「すごいよ!このアイデア」「毎年楽しみなのですぐ分かった」といったコメントが寄せられ、リツイートは1万7千、いいねは2万6千を超えています。
反対側には大学名も入っています
出典: 日本テレビ提供
日本テレビに聞きました
――ポスターはどこで、いつごろまで見ることができますか
JR山手線の新型車両E235系を1編成まるごとジャックする「ADトレイン」という媒体で、12月18日から来年1月2日までの期間掲出されます。
――このアイデアはどのようにして思いついたのでしょうか
駅伝は「たすき」を各区間でつないでいくスポーツです。駅伝の象徴でもあるたすきで出場全チームを紹介できれば、というところから生まれました。
表と裏を並べるとこんな感じ
出典: 日本テレビ提供
並び順は
出場20校と関東学生連合チーム、合わせて21チームのたすきになります。車内に掲出されているB3ポスターの出場校紹介は20校分になります。
――並び順は
シード校、予選会通過順の並び順になります。
――あえて番組名などは入れなかったのでしょうか
車両内トータルでの箱根駅伝のPRとして、動画モニターやB3ポスターには番組情報を入れていますが、中吊りはたすきなので、余計な文字情報などは入れていません。
――裏面に文字を入れなかった理由は
裏面もそれぞれの大学で仕様に違いがあるのと、ジャックゆえに、すぐ前後のポスターで大学名が見えるはずなので入れませんでした。
1枚の布で出来ています。21チーム並んだ状態で印刷し、たすきとたすきの間をレーザーで切り抜いているそうです
出典: 日本テレビ提供
材質は
中吊りのたすきについては、いかにリアリティのあるものに仕上げられるかという点で、印刷する素材や施工法、中吊りとして耐えられる強度など、かなり試行錯誤しました。
――たすきのポスターは、チームごとに独立したものを制作して一つにまとめているのですか
実は1枚の布で出来ています。21チーム並んだ状態で印刷し、たすきとたすきの間をレーザーで切り抜いています。
――材質は
高精度の印刷が可能で、風にたなびく布の素材です。たすきと同じ素材ではありません。
――話題になったことについては
今回の広告をきっかけに箱根駅伝に興味を持っていただき、1月2日・3日の中継放送をご覧いただけたらありがたいです。
一方、いまだに反感を買っている広告
『ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました』衝撃的なメッセージを突きつけられる広告
この広告、見覚えがある方もいらっしゃるかも知れませんが、何を訴えているか分かりますか?
『めでたし、めでたし?』
出典 新聞広告データアーカイブ
この作品は、コピーライターの山﨑博司さんと小畑茜さんが製作された物。
1000件以上の応募のある「新聞広告クリエーティブコンテスト」で2013年に最優秀賞を獲った作品です。
<本人のコメント>
ある人にとってしあわせと感じることでも、別の人からみればそう思えないことがあります。反対の立場に立ってみたら。ちょっと長いスパンで考えてみたら。別の時代だったら。どの視点でその対象を捉えるかによって、しあわせは変わるものだと考えました。そこで、みんなが知っている有名な物語を元に、当たり前に使われる「めでたし、めでたし。」が、異なる視点から見ればそう言えないのでは?ということを表現しました。広告を見た人が一度立ち止まり、自分の中にさまざまな視点を持つことの大切さを考えるきっかけになればと思っています。
「しあわせってなんだろう?」と二人で考えた経験が、次に生かされるよう頑張っていきたいと思います。出典元 新聞広告データアーカイブ
変な理屈をこねくり回して
「そんな見方があったのかぁ~」
と思わせたいのかもしれないけど
そーゆーのを英語で言うと
Tan naru SAKAURAMI
それに引き替え、たすき広告の
なんともすがすがしいこと
つぶつぶコーンが一粒残らず
飲めたときくらいすがすがしい!
共感を呼んだ広告と
反感を買った広告の違いは
たすき広告は
読み手の
知りたいこと
感じたいこと
に寄り添っている
あなたも広告やお手紙を書くときは
きちんと相手を思い浮かべて
その人の感情の動きを
考えながら書くといい
かたや、めでたし広告は
出し手が伝いたいことを
一方的に言ってるに過ぎない
しかも意識高そげな角度から
理解不能な屁理屈をプゥ~ッと
これなら「#あたりまえポエム」の方が
100倍センスがいい
ボタンを押してごらん
きっと
友達になるから(笑)